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エクストリーム・ジョブ

昼夜問わず走り回りながらも実績はどん底で、
解散の危機に瀕した麻薬捜査班。
そんな中、国際犯罪組織の情報を入手したコ班長は、
チャン、マ、ヨンホ、ジェフンらの麻薬捜査班の
メンバー4人と共に張り込み捜査を決行。
24時間の監視を続けるため、
犯罪組織のアジトの向かいにあるフライドチキン店を買い取り、
偽装営業することに。
ところが絶対味覚を持つマ刑事の作るチキンの味がたちまち大評判となり、
店が大繁盛してしまう。
【amazonプライムビデオの紹介文より】

 *  *  *  *  *  *  *

笑けた笑けた堪えきらずに笑けたよ。
あらすじの時点で笑けたよ。
韓国コメディー侮れないなと思ったよ。

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あと、何度でも言うが、外国映画は吹替版で観るべし!
映画は読み物ではありません。映画は視聴する物です!
読んでる間に表情とかの微妙な変化を見逃すの損だし!
字幕を読んで笑えますか? コメディ物とか。
などと言うと、
俳優の実の声が聴きたいとか宣ったりしてくる人がいます。
聴きたいですか?どこの誰とも知らない韓国俳優の実の声。
超有名な――例えばトムクルーズとかの声だけを聴かせて
誰の声か当てさせても答えられないと思うけどな、たぶん。

30代の頃よく通ってたビデオ屋のレジ店員で居たんですよ、
吹替版を持って行くと「吹替版ですけどよろしいですか?」
と毎回のように訊いてくる人(スノッブ風な)。
字幕版を観るのが「通」だとでも思ってるんでしょうね。

初めて映画館で観た洋画は『007 / 私を愛したスパイ』で、
もちろん面白かったんだけど、内心、難しい感じがしたな、
テレビのロードショウで観る吹き替え洋画と比べると。
(ちなみに『私を愛したスパイ』から受けた影響は多大で、
 これに出てくるジョーズという不死身の殺し屋が、
パペラキュウ』に出てくる蛇課長の元ネタですw)
まあ僕自身32才頃までは背伸びして字幕洋画を観てたんだ。
字幕洋画とか洋楽ロックとか頑張って聴き続けていたら
いつかは英語が理解できる日が突然やって来るに違いない、
そんな固定観念にとらわれて。
しかし、そんな日は来なかった。
もう32才からの脳の成長は望めない。
もっと気楽に外国映画を楽しみましょう。
そう言うわけで、
本作の吹き替えもなかなかの出来だったのでオススメです!

ちなみに洋楽ロックは歌詞の意味なんか
どーでもいいです。
洋楽の歌は「音」として楽しむ物。
でも不思議なもので、和訳歌詞を読まなくても
「本物の歌手」が歌っているのなら、
歌詞の内容が感情として伝わってきますから。
そう、歌の場合、大事なのは歌詞ではなく
「感情」なのね。歌に込める「想い」っつーか。
そうそう、
誰かに外国の名曲を教えてあげたりすると、
必ず「歌詞カードありますか」とか言って
歌詞を読みながら「いいですね」などと
利いた風なことを言う人がいますけど、
いつも思うんだ「読むんじゃない! 感じろ!」と。

あ、これまたちなみになんですが、
僕が映画レビューする作品は、
レビューするに値する優良作品なわけで、
必ず2回以上は観ています。
1回目は一視聴者として吹替版でふつうに楽しむ。
で、レビューするに値する優良作品と判断した場合、
2回目は字幕版を観ます、これは分析目的で(漫画家なので)。
その上で吹替版を推しているので、あしからず。

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2019年 韓国 アクション・コメディ映画
監督 : イ・ビョンホン(俳優のイ・ビョンホンとは同姓同名の別人)
脚本 : ムン・チョンイル / ペ・セヨン
出演 : リュ・スンリョン / イ・ハニ / チン・ソンギュ
   イ・ドンフィ / コンミョン

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