茶道体験してきました。
2023年6月5日(月)に茶道体験をしてきたので記録を残しておきます。
上記の通り、1時間だけの体験コースでしたが、初めての体験として感じたことを書き残しておきたいと思い筆を執りました。
感じたこと3つ
参加して感じたことは以下3点です。
①一つひとつの所作に意味を見出す
「一緒にお出しする和菓子は『青紅葉(4~8月の初夏のイメージ)』を使う」「一期一会の機会を楽しむため、飲んだ後の茶器を愛でる」など、先生から一つひとつの動作や物事についての「意味」を聞くたび、なんとなくではなく必然としてこのようになっている、という腹落ち感がありました。
はるか以前から連綿と積み重ねられてきた歴史の一端を垣間見たようで非常におもしろい、と感じました。
また、今回の先生は裏千家の先生だったため、時折「千利休が…」という発言もあり、戦国時代にタイムスリップしたような感覚もありました。
文化とは、時空を超えて受け継がれるものである、ということを言葉ではなく感情として感じることができました。
②「いまこのとき」に集中できる
上記の通り、一つひとつの挙動の意味を知り、また作法に沿って自分の一挙手一投足に注目することで、普段意識しない「いまこのとき」を意識することができました。これはまさにマインドフルネスの感覚。
忙しい毎日で日々を大切に生きられない現代人にとって、自然と「今を生きる」というマインドになれることは貴重な経験であると感じました。
③知的好奇心の満足
これは、茶道はあまり関係ありませんが「新しいことを学ぶ」ことにより、知的好奇心が満たされ、そのことに強い満足感を得ることができました。
新しいことを始めると惰性でできることが何一つなく、すべてが新鮮なため、脳がそれを覚えよう・実践しようと目いっぱい活動するため、覚醒するような感覚があります。
やはりいくつになっても、新しいことを学ぶのは良いことと改めて実感。
実施した場所:とてもステキ!
masuiii.sakura.ne.jp/modelhouse/
「ますいいモデルハウス」というイベントスペースでの実施でした。
入った瞬間樹の香りが漂い、開放感があって光が溢れる、とても気持ちの良い空間でした。
今回の茶道体験のみではなく、色んなイベントを実施しているとのことでしたので、またぜひ今度は「子どもを連れて来たい」と思いました。
やったこと
体験では1時間で以下のことをやりました。
生徒が少なかったこともあり、1時間でしたが結構みっちりやって頂いたな、という感覚です。
本格的な茶室での実施だったため、雰囲気は十分味わうことができました。
和菓子作り
茶器選び
茶室への入室のお作法
和菓子を食べる
茶を淹れる
茶を飲む
次回に向けて
体験を通して、その「流れ」は理解できたものの、実際に教室に通うことを想定して以下のことを確認しそびれました。
会費
頻度
どんなことするの?
和服って必要?
ただ、歴史に対する知見があり、姿勢正しくお茶を淹れてふるまう姿は、想像するだに「格好良い」です。
目的とゴールを明確にしたうえで、得たいものをはっきりさせればあとは費用との兼ね合いで「あり」かな、と現時点では考えています。
今時点の材料ではここまで。
実際に入るかどうかはこれから検討していきます。
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