『阪急沿線怪談』宇津呂鹿太郎著 読了
田中俊行さんの『神戸怪談』より前に読んだのですが、今頃書いてます
百円で怪談を売買するNPO法人宇津呂怪談事務所という所の所長さんが書かれた怪談集、しかも関西では安定の信頼を誇る阪急電車にまつわるお話が集められています
京都、大阪、神戸、他にも芋蔓の様に伸びた線を持つ阪急電車は、その小豆色のボディと中のソファーの緑が素敵な電車です
そんな電車の界隈にもこわいお話はあるんですよ…
ではまたネタバレなしの読書感想文をば
帯裏より
京阪神を横断する阪急電車沿いに発展し、独自の文化圏を擁するこの沿線の街に潜む不思議や怪異が満載の関西ご当地怪談!
宇津呂鹿太郎先生は主に尼崎の商店街で怪談を百円で売買されていて、その語り口調も見た目も穏やかな方です
その活動等から本当に数多くの怪談をお持ちで、前から楽しく拝読しておりました
この本は、阪急沿線に特化して書かれていますが、あるわあるわで正直驚きます
阪急って、先に書きましたが、関西人にとってはステイタスが高いんですよね
でも、だから、それならではのお話があるんだなと感心しました
好きなんですけど、乗るのが少しこわくなりそう?
いや、これからも楽しく乗りたい
でも、時々こわいのかな…なんて思っています
一部、『神戸怪談』と重複っぽいお話もありますが、田中さんと宇津呂さん、共に面白いですよ
百話ないので安心して読めます
サクッと読めますので、是非、
読んでみ
✳︎私の好きなYoutubeです