”大”コンテンツ時代を駆け抜けるデザイナーとは
こんにちは。デザイナーのmatsumotoです。
突然ですが、みなさん、情報の波に飲み込まれていませんか?
私たちは日々、様々な情報やサービスに触れていますよね。まさに大コンテンツ時代に生きているといえるでしょう。(某海賊漫画みたい)
今回は、そんな時代においてデザイナーの立ち振る舞いについて考えてみました。
大コンテンツ時代到来
インターネットの普及に始まり、検索エンジンやスマートフォンの浸透。さらにはSNSがコンテンツ消費のあり方を大きく変えました。
そして、今後大きく流れを変えると予想されるのが5G(第5世代移動通信システム)。まだまだ使えるエリアは限られますが、2021年3月には全国500都市で使えるようになるといわれています。
加速するコンテンツ消費
前述したようにSNSの普及にともない、若者を中心に「オンラインコンテンツ」の消費が加速しました。
また、時代の流れも消費を後押しします。
コロナ禍でオンラインコンテンツの消費時間は1日7時間に利用時間が大幅上昇しました。
5Gの普及が全国区に進み、遅延なく動画や映像が見ることが出来れば、テキストが中心だったオンラインコンテンツは、映像や音声が主役の座になるでしょう。
さらにコンテンツの消費が進むのは、明白と言えます。
変化するデザイナーの役割
時代に移り変わると共に、デザイナーの役割にも変化が見られてきました。
少し前までデザイナーは主に「意匠」に関する職業と思われていましたが、デザイナーは今や、表層のデザインだけに捉われず、どう体験するかをデザインする役割として、認知されつつあります。
素晴らしい体験設計はユーザーの行動を変え、趣味や趣向、行動まで変容させることができると思います。
その一例を紹介します。
YoutubeからTiktokへ。さらに加速するコンテンツ消費
普段YouTubeを見ている人は、どのくらいいるのでしょうか。
私はYouTubeの見過ぎで、気がつくと夜になっていることがあります。(もちろん休みの日ですよ)
引用:YouTube
YoutubeのUXに慣れてしまうとテレビを見てる時にイライラするみたいな話があるみたいです。
これはコンテンツを消費するテンポが、Youtubeの方が圧倒的に早いからだと考えられます。
テレビはテンポが遅い上に、CMも挟まってるし、正直見ること自体がつらいという声もあるとかないとか。
これがTikTokになると消費テンポがもっとスゴイ。
引用:Tiktok ティックトック
Tiktokはどうでしょうか。
Tiktokの体験設計はスゴイです。
まずアプリを立ち上げたら、いきなりコンテンツから始まります。視聴したいコンテンツを選ぶ必要もないのです。
また、興味のない動画はスワイプしたらすぐ切り替わります。
Youtubeよりずっと早いテンポでコンテンツを消費することできるのです。
時代の変化に伴い、変わっていくデザイナー
YoutubeやTiktokなど、新しくコンテンツを生み出すサービスがどんどん出てきている中で、どう見せるのかはもちろんのこと、どう体験させるのかもデザイナーの仕事になってきています。
コンテンツをただ編集するだけでなく、足りない箇所にコンテンツを付け足すのか、不要と思われるコンテンツを削るのか。
中身までしっかり考えないと、より良い体験設計することはできません。
意匠を飛び越えて、高い視点で観ることが、今の大コンテンツ時代に則しているデザイナーと言えるのではないでしょうか。
自戒を込めて。良いお年を。
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