「クルトガはかわいい」からヒット要因を分析。やはりかわいいは正義なのか!?
哲学シンキングは続くよどこまでも
本屋さんに立ち寄ったときに、たまた目にしたゼブラのブレンを買ったことから、文房具(ペン)のヒット商品を研究することがなぜか始まりました(笑)
というか、同時期に買った哲学シンキングを試せる題材があればなんでも良かったのですが、ちょうどブレンを買ったばかりのとこだったので、そこから哲学シンキングを使って思考を拡げていき、100万本売れればヒットと言われている業界の中で、他にもどんなヒット商品があるのだろう?他のヒット商品とブレンの共通点はあるのだろうか?ということに興味を持ち調べてみた結果、下記3つの商品を挙げました。
・デルガード(ゼブラ)
・ユニカラー(シャープ)
・クルトガ(シャープ)
そして、その3つの商品の特徴は下記の通りです。
ユニカラーの特徴 : カラー芯
デルガード : 折れずに書ける 指が痛くならない
クルトガ : 芯が回る仕組みで、見栄えよく字が書ける
クルトガがかわいい!?
僕の中では、クルトガの芯が回る仕組みで、見栄えよく字が書けるというのが少し弱い印象でした。
それを求めていらっしゃる方ももちろんいると思うのですが、それが100万本以上のヒットにつながる特徴になっているようには思えませんでした。
しかし、もう少しリサーチを続けてみると、気になるキーワードを発見しました。
「クルトガ かわいい」
クルトガがかわいい…?
商品ページを見た感じでもかわいい感じはしなかったし、俺が何か見落としているのだろうかと思ったところでした。
でもね、分かったんですよ。
クルトガは確かにかわいかったんです。
それが何かというと、クルトガの見栄えよく字が書ける以外の特徴…
「クルトガ かわいい」の理由
ディズニーキャラクターなどの限定デザインの商品があるということです。
クルトガは中高生を中心に人気のようですが、これは確かに中高生女子は待ちたくなるだろうという印象。
パッと商品ページを見た感じでは、クルトガは世界観を設定して商品開発し、リリースしたというよりは、ペルソナ(理想の見込み客)を設定して商品開発、リリースした印象を受けました。
もしかしたら最初から中高生女子をペルソナとして設定していたのかもしれないし、そうじゃなかったとするならば、ペルソナをずらし、人気キャラクターとコラボしたかわいいデザインのクルトガをリリースしたのかもしれません。
組み合わせで生み出す〇〇
このクルトガのケースのように、既存の商品×〇〇の組み合わせをすることによって、それまでとは違った層にリーチすることができたり、新しい市場を開拓することにつながったりします。
もし、いま、あなたが自分のお仕事や商品などに〇〇をかけ合わせるとしたら、なにをかけ合わせますか?