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ひと。それぞれ。

仕事の形態の変化のため 

年下彼との時間が最近はめっきり取れなくなり。

そんななかでも逢えばお互いに幸せで。

私の幸せの基準は私のもの。

彼の幸せの基準は彼のもの。

そしてお互い 大切なもの 大切な人 それがわかってる。

だから ゲスです。

お互いのエロさを思う存分発揮できる相手として

私たちは存在していることも知っている。

お互いの大切なものに深入りすることなく

お互いの人生を ある意味距離を取りながら見ていることで

適度な応援関係になっていた。

14個も年下で とっても美しく勉強は嫌いというけれど

とっても賢く 真摯で 漢で 優しく強い彼。

いつの間にか私の心の中で とっても大事な人になっていた。

私は付き合いが深い人は本当に少ない。

少数精鋭で生きてきた。

今は家族と両手で数えられるくらいの友達が 程よく付き合っていける人たち。

一昔前は多くの人に認められ 愛されたかったけれど それは虚構で。

私は少数精鋭の応援団とともに生きていく。

この6月から7月。本当に苦しかったな。なんでこんなに自分がひどいのか。

なんでこんなにエロいのか。

それを直視させてくれるのが 年下の彼。

ゲスなひどい自分もそれを認めることが 私にとってとっても大切な自己肯定への道だった。

本当。長いこと生きてきて、自分からいろんなことに突っ込んでいって。

好奇心や 興味や 性欲や。

性ってある意味 裸のガチンコ勝負で。

彼と毎回同じ時間を過ごすと 偽りのない気もちを話して。

身体を重ねる時間に心と身体の緊張がほどける。

長いこと生きてきて こんなまぐあいを体験してこなかった。

私の身体が変化している。

生きていてよかった。

めぐり合えてよかった。

そんな風に思うオリンピック開会式の昼でした。





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真月 美陽
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