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ボコボコ棒
今回は心地よい固有覚フィードバックのあるボコボコチェーンシリーズ「ボコボコ棒」の作成です。チェーンは形がないので大きな動きで操作できる反面、チェーンを抜くためにどの方向に動かせば良いのか、分かりにくいという特徴があります。これは、形がある紙より形がフニャフニャ変わる布の方がたたむのが難しいことと同じです。服を折りたたむ練習に形のある板を蝶番で折れるようにして使う場合があります。折る方向を明確に伝えるためです。形がフニャフニャ変わる布のようなものの方向を捉えるためには、かなり高度な空間的位置関係の把握が必要になります。
「ボコボコ棒を勢いで抜いていたアンジェルマン症候群のお子さんが、手元に焦点を合わせながら、変化を確かめながら抜く姿が見られるようになりました!」
という嬉しい報告もいただいております。
では行きます。
■ 材料
・木のたま 大きさ16mm×16mm(8mm穴) 11個
・細長タッパー
写真のものは、セリアで買いました。縦長のものを見つけるのが意外と大変でした。
・7φ木丸棒 200mm程度
・20φ木丸棒 60mm程度
■ 道具
・ガイドブロックS
・クラフトのこ
・タジマサンダー中目
・空研ぎ紙やすり#150と#200
・テーパリーマ(3mmー16mm)
・ポンチ8mm(写真のものはダイソーで購入)
・木工用ボンド
・電動ドリルまたはボール盤と7mmのビット
■ 作り方
・7φの木丸棒をクラフトのこと」ガイドブロックを使って200mmの長さに切ります。
・20φ木丸棒を60mm長さに切って、センターに電動ドリルなどで7φの貫通穴を開けます。
・木工用ボンドをつけ、20φ木丸棒60mmの穴に7φ木丸棒を200mmを通し接着し、木のたまを木工用ボンドをつけながら通していきます。
・木のたまは全部で11個入ります。丸棒の先端や握りの縁などサンダーで面取りします。全体を空研ぎ紙やすり#150→#500の順にヤスリがけしてツルツルにします。
・次にタッパーの処理です。ポンチで穴を開け、テーパリーマの根元(16mm)まで通るように穴を広げます。その後、カッターでスリットを入れます。
・蓋を閉めて、棒を通して完成です!!!
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