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私の株式選別方法ー米 CHIPS法成立による半導体株の狙い目変化について

米国における半導体の国内生産を支援する「the CHIPS and Science Act」(通称・CHIPS法)が、米連邦議会が2022年7月28日(米国時間)に可決されました。

この法に基づく予算は合計2,800億ドル(約37兆1,100億円)で、そのうち520億ドル(約6兆9,000億円)が米国内で半導体を生産する企業への財政支援に用いられるそうです。

このことは、
当然、インテル等米国メーカーには大きな ポジ。
現在米国以外で半導体を製造しているメーカーには ネガであり、
新たに工場を作るので、半導体製造装置メーカーには ポジ となります。

特に競合のいないASMLやレーザーテックなどには ポジ となるでしょう。

ネガでは TSMCやサムスン、中国の企業などが、考えられます。

ネガ反応の根拠として、人民日報のニュースを添付します。

~元々は米国の半導体製造を促進するための同法案は、半導体銘柄の一斉の下落を食い止めることはできなかった。9日のフィラデルフィア半導体指数は一時170ポイント以上低下して低下幅は5.7%に達し、3000ポイントと2900ポイントの大台を相次いで割り込み、前日比4.6%低下で取引を終え、3日連続の低下になり、7月26日以来の最低を更新した。この市場の下落が問題の所在を明確に物語っている。

しかし、その後SOX指数は大きな反発を見せており、市場の反応はニュートラルに戻ったように、思います。

2022/08/12 SOXチャート

いずれにしても、今回の法案は、今後の半導体株の動向に大きな影響を与えると考えます。

すみません。TSMCにネガと書きましたが、どうやら ポジ のようです。
根拠の動画を、下記に紹介します。


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