ビジネスは戦い。勝ち取っていくもの。そう捉えていた4年前までの自分。

ビジネスは戦い。勝ち取っていくもの。

他者に勝てる有利な武器を揃え、戦いに挑み、勝利をつかむ。

そう捉えていた4年前までの自分。

競合に勝つためにはどうすればいいかを常に考えていたし、クライアントと契約を結んだ瞬間はまさしく「勝ち取った」感覚だった。

今はどうか?

経営をしている以上、ビジネスの世界で生き残ることを常に意識しているし、そのための戦略を練るという過程に変わりはない。

ただ、勝負とか勝ち取るとかよりも、他にはない独自の価値を追究することにベクトルが向いている。

外ではなく、内へ。以前とは明らかにマインドが違う。

自身の強みは何か?

創業したての小さな組織でも戦える方法を探していたら、自然とそうなったんだけれど、その代わり、自社で足りない部分を他社に求めるようになり、気づけば協業することがベースとなり、他社としのぎを削るという感覚も薄くなっていた。

今のところ、このスタンスはうまくいっていて、おかげで、EC事業やイベント事業や経営補佐など、いろんな事業を無理のない形で立ち上げることができている。

なんとなく、時代がそういう方向に動いている感じがする。

若い人と話をしていても、「戦う」という意識って薄くなっていっている感じがあって、それぞれが自身の強みを追究して皆で幸せを実現していくのが、時代の要請なのかもしれないな、と。

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トモさん(松井 知敬)
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