【RIC体験記:第10回】 ミッション・ビジョン・目標設定で未来を目指す
ここからは「Challenge(=チャレンジ)」のフェーズ。
第10回は、自分のミッション・ビジョン・目標を定義する回。
---
まず、ミッションから。
自分は何のために生きるのか、また、生かされているのか。
RICでは、第8回「生と死のワーク」で見えたものを自分のミッションとして定義する。
わたしの場合は、こう。
幸せな人生を送るために生まれてきた。ドキドキワクワクの楽しい人生を送りたい。
ミッションと聞いて、はじめは「世界に対して自分が果たす役目」と捉えたんだけど、トレーナーいわく「自分の人生(時間)を何に使うか」らしい。
つまり、ミッションは自分のためでいい。
世界視点か?自分視点か?みたいな話なんだけど、これに関しては臨床心理士から次のような話があった。
仏教だと、「世界とつながるために自我を捨てる」という考え方をし、自分への執着をなくしていく。
西洋だと、「自分の世界を広げて世界とつながる」と考え、自分の目標に向かって生き、その視点を世界へと広げていく。
どちらも、「世界に対して自分が果たす役目」へ行き着く、と。
サッカーやラグビーのようなチームスポーツに例えるなら、チームのため自分の役割に徹するのか、自分が活躍することでチームに貢献するのか、ということになる。
どちらもあり得るよね。
---
続いて、ビジョン。
在りたい自分の姿とは、どんなか?
第9回「課題解消図」で導き出したもの、つまり、「ボトルネック解消後の姿」がそれにあたる。
わたしの場合は、こう。
どんな自分も自分として認め、多重人格的に生きる。自分を俯瞰し、人格をスイッチする。
成功を目指して挑戦する理想の自分以外にも、緩やかに生きたい自分や、逃げたい自分など、いろんな自分がいる。
なのに、そのことを受け入れられずにいたのよね。
それが解消された姿。
理想の自分に自分をはめ込もうとせず、自分を偽ることもせず、紛れもない自分たちを受け入れていこう。
---
最後に、目標。
ミッションとビジョンにつながる具体的な目標と、その行動計画を立てる。
んー、人格をスイッチできるようになるのが目的となるんだけど、具体的な目標や計画って要るんかな?
習慣化するまで続ける、それだけでいいのでは?
ひとまず、こう書いた。
特別なことを始める必要はなく、今の生活のまま、日常でスイッチの切り替えを意識する。
そうすることで、日々のストレスが減っているか、また、しっかり動けているか、検証してみたい。
---
さて、トレーナーとの電話面談で、記述内容を精査していく。
ミッションとビジョンは、簡潔な表現へ差し替えることに。
ミッション | どきどきワクワクの人生を送る
ビジョン | 自分の中のいろんな自分を受け入れ、人格を自由にスイッチ
ミッションを世界視点ではなく自分視点にすることについて、実は腹落ちしていなかったんだけど、トレーナーと話す中で解消された。
「世界のために何ができる?」と考えなくても、自分がどきどきワクワクの人生を送ることで、自然と周り(世界)にも影響を及ぼすことになる、と。
自分は世界の一部であり、切り離されることはないということね。
どきどきワクワクの人生を送るために、わたしは世界に生かされている。
---
目標に関しては、こうなった。
目標 | 人格ノートをつくる
「具体的な計画を立てましょう」というトレーナーからの投げかけに頭を捻っていたら、出てきたアイデア。
今って、自分の中にいろんな人格がいることに気づいたばかりで、まだ、それぞれの存在や境界線がボヤーッとしている。
そんな人格たちの個性を浮き彫りにし、もっとリアルな存在にしてあげれば、スイッチしやすくなるんじゃないか。
早速、Googleドキュメントで人格ノートをつくってみる。
実際に書き出してみると、やはり、それぞれの人格はぜんぜんタイプが違う。
たとえば、「今を楽しむ人格」は、成功を全く必要としていない。
成功のためにひた走る「全力人格」と融合するなんて、到底、無理な話だったのよね。
それぞれの人格について、わたし自身がもっと知る必要があるなー。
いやー、我ながら面白い、人格ノート。
どんどん肉付けしていこう。
「第11回:現実を変えるチャレンジ」へ続く。