マガジンのカバー画像

よりどりインドネシア第182号(2025年1月23日発行)

5
地方政府業績評価/ロンボクだより(117)/ウォノソボライフ(82)/東京近郊に暮らすインドネシア人(4)/映画往復書簡(96)
メンバーシップ登録すれば月2回・825円(本マガジンならば450円×月2回)で、本誌記事及び過去記…
¥450
運営しているクリエイター

記事一覧

地方政府業績評価~どの地方政府が優秀だったのか~(松井和久)

〜『よりどりインドネシア』第182号(2025年1月23日発行)所収〜 はじめにインドネシアといえば、すぐに思い浮かぶのはバリ島と首都ジャカルタ、加えて古都ジョグジャカルタでしょうか。日本人の多くにとって、インドネシアの地方都市はほとんど知られていないものと思われます。インドネシアの在留邦人もまた、地方都市を訪れることは少ないことでしょう。いわんや、地方都市以外の地方の村々など全く未知の世界かもしれません。 そんな皆さんに少しでも様々なインドネシアを味わってもらおうと20

¥150

ロンボクだより(117):うちの者がすみません(岡本みどり)

〜『よりどりインドネシア』第182号(2025年1月23日発行)所収〜 皆さん、こんにちは。皆さんはご近所さんとのお付き合いはありますか。私は幼少期より近所付き合いがわりと濃密な地域で育ってきました。ですので、時に面倒なこともありますが、ロンボク島で近所の人たちと関わるのは大好きです。今回は近所の子どもたちとのふれあうなかで起こった出来事について書きますね。 ********** 昨年イネさんが亡くなったときの一連の法要で(「ロンボクだより(114)」所収)、近所の小さ

¥150

ウォノソボライフ(82):なぜゴミは減らないか~ゴミ観と自然観~(神道有子)

〜『よりどりインドネシア』第182号(2025年1月23日発行)所収〜 土曜の夕方になると、RT(Rukung Tetangga: 隣人会、村のなかの最小の行政区分)のグループチャットに、RT長からお知らせが入ります。 「明日の朝の奉仕活動は第三班です。南から開始します。寄付金の回収は○○さんと△△さんです。よろしくお願いします。」といった内容です。 奉仕活動とは地域清掃のことで、毎週日曜の朝6時か7時から始まります。私の住む村の場合は村の中には5つのRTがあり、一つの

¥150

東京近郊に暮らすインドネシア人(4):マデさん(西野恵子)

〜『よりどりインドネシア』第182号(2025年1月23日発行)所収〜 みなさま、こんにちは。西野恵子です。インドネシア語翻訳をしたり、東京インドネシア学校で日本語教師をしたりしています。日々の活動を通じて出会うたくさんのインドネシア人の方の声を少しずつでも文字に残していきたいという思いから、東京近郊に暮らすインドネシア人の方々へのインタビュー記事をお届けしています。 前回までの記事も、ぜひこちらからお楽しみください。 東京近郊に暮らすインドネシア人(1):10年来の友

¥150

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第96信:物語の余韻を楽しむエンディングソング(横山裕一)

〜『よりどりインドネシア』第182号(2025年1月23日発行)所収〜 轟(とどろき)英明 様 遅ればせながら、2025年も宜しくお願い致します。例年、雨季は1~2月の降雨量が最も多いイメージですが、ジャカルタは年明けとともに日中、雨の日がめっきり減っています。異常気象の影響でしょうか。新政権初年度のインドネシア情勢は気候のように異常事態にならないことを祈りたいと思います。 さて、前回轟さんが取り上げた映画『やがて、霞立ち込めて』(Kabut Berduri)ですが、見

¥150