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マガジン

  • よりどりインドネシア第177号(2024年11月9日発行)

    プラボウォ新政権をどうみるか/汎アジア文学へ向けて/いんどねしあ風土記(首都圏鉄道・ボゴール線沿線の変わりゆく姿)/映画往復書簡(早婚カップルの理想と現実を描く『ふたつの青い心』)

  • よりどりインドネシア第176号(2024年10月23日発行)

    プラボウォ新内閣閣僚名簿/ラサ・サヤン(リンおばさん)/ウォノソボライフ(映画監督イスマイル・バスベス)/ジャカルタ寸景(ソトパダン)/【新連載】OSについて私が知っている二、三の事柄(第1話)

  • よりどりインドネシア第175号(2024年10月9日発行)

    さらば、ジョコウィ大統領/ロンボクだより(ロンボク島のお菓子教室)/映画往復書簡(ホラー+コメディは最強か)/スラウェシ市民通信(不法伐採の後を追って)

  • よりどりインドネシア第174号(2024年9月24日発行)

    いんどねしあ風土記(ムアロジャンビ寺院群遺跡)/東京近郊に暮らすインドネシア人(アイ先生)/ウォノソボライフ(孔子廟と仏教寺院)/映画往復書簡(『母象』結婚コメディから妊活コメディへ)/続・インドネシア政経ウォッチ(ヌサンタラ首都庁正副長官辞任など)

  • よりどりインドネシア第173号(2024年9月8日発行)

    政治短信(地方首長選挙候補擁立をめぐって)/ロンボクだより(イネさんとママの歩いた道)/ラサ・サヤン(ブリトゥン島のメテオール・隕石)/そこに救いはない(エカ・クルニアワン)/映画往復書簡(クレテック娘)

最近の記事

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第91信:早婚カップルの理想と現実を描く『ふたつの青い心』(轟英明)

〜『よりどりインドネシア』第177号(2024年11月9日発行)所収〜 横山裕一様 爽やかな10月を過ぎて早や11月です。暑くもなく寒くもない爽やかな秋がようやく日本に訪れたのも束の間、この原稿を書いている11月初旬は既に寒さを感じるようになっています。インドネシアでは今年各地で観測史上最高気温を記録したところが続出したとニュースで聞きましたが、最近のジャカルタはどんな様子なのでしょうか。 一方、秋の深まる東京では毎年恒例の東京国際映画祭が華やかに開催されたところです。

    • いんどねしあ風土記(58):首都圏鉄道・ボゴール線沿線の変わりゆく姿~西ジャワ州、ジャカルタ特別州~(横山裕一)

      〜『よりどりインドネシア』第177号(2024年11月9日発行)所収〜 インドネシア国鉄の首都圏鉄道(コミューターライン)による日本の中古車両を使用しての都市鉄道の近代化改革から十年余りがたった。これにより利用者が急増するとともに、駅を中心とした街づくり、人々の生活様式などの変化が起きている。街や人々がどのように変わりつつあるのか。首都圏鉄道で一番利用客の多い路線、ボゴール線を辿りながら、人々や沿線の新旧模様を垣間見る。 首都圏鉄道改革後の10年ジャカルタを中心とした首都

      • 汎アジア文学へ(太田りべか)

        〜『よりどりインドネシア』第177号(2024年11月9日発行)所収〜 春秋社のアジア文芸ライブラリーから出版された『花と夢』が、2024年9月、NPO法人日本翻訳家協会が選出する第61回日本翻訳文化賞を受賞した。中国チベット自治区シガツェ生まれの作家ツェリン・ヤンキーのはじめての長編小説で、チベット自治区出身の女性がチベット語で書いた初めての長編小説でもあるらしい。翻訳はチベット語研究者・翻訳家の星泉さん。 未読だが、「ラサのナイトクラブで働きながら身を寄せ合って生きる

        • プラボウォ新政権をどうみるか(松井和久)

          〜『よりどりインドネシア』第177号(2024年11月9日発行)所収〜 プラボウォ新政権が発足して2週間余が経過した。ジョコ・ウィドド(通称:ジョコウィ)前政権からの引継ぎはスムーズに行われた印象がある。前政権末期の8月に行われた内閣改造で入閣後、新政権でも大臣または副大臣を務める者が8名おり、現政権のジョコウィ政権からの継続性を象徴している。 また、大統領選挙で当選したプラボウォ=ギブラン組を推した政党はもちろん、民族覚醒党など同組を推さなかった政党も新政権に加わった。

        • 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第91信:早婚カップルの理想と現実を描く『ふたつの青い心』(轟英明)

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          往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第91信:早婚カップルの理想と現実を描く『ふたつの青い心』(轟英明)

          〜『よりどりインドネシア』第177号(2024年11月9日発行)所収〜 横山裕一様 爽やかな10月を過ぎて早や11月です。暑くもなく寒くもない爽やかな秋がようやく日本に訪れたのも束の間、この原稿を書いている11月初旬は既に寒さを感じるようになっています。インドネシアでは今年各地で観測史上最高気温を記録したところが続出したとニュースで聞きましたが、最近のジャカルタはどんな様子なのでしょうか。 一方、秋の深まる東京では毎年恒例の東京国際映画祭が華やかに開催されたところです。

          往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第91信:早婚カップルの理想と現実を描く『ふたつの青い心』(轟英明)

          いんどねしあ風土記(58):首都圏鉄道・ボゴール線沿線の変わりゆく姿~西ジャワ州、ジャカルタ特別州~(横山裕一)

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          ウォノソボライフ(79):ウォノソボ出身の著名人たち(3)~映画監督イスマイル・バスベス~(神道有子)

          〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 10月2日から10日間にわたり、韓国の釜山にて毎年恒例の釜山国際映画祭が開かれました。日本を含めた様々な国からの作品や映画製作者、俳優たちが集うなか、これに併設されたアジアンコンテンツ&フィルムマーケット(ACFM)およびアジアンプロジェクトマーケット(APM)も10月5日から8日まで開催され、賑わいを見せたと報じられています。 ACFMでは寄せられた映画プロジェクトに対し賞が送られますが、今回その

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          【新連載】OSについて私が知っている二、三の事柄(第1話):大卒サラリーマンからOSを志願した「合理的な」PSTさん(轟英明)

          〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 2024年現在、滞日インドネシア人の人数が急増していることをあなたは知っているだろうか。それも観光などの短期滞在者だけでなく、長期間日本に滞在する労働者としてのインドネシア人が急激に増えているのだ。 具体的な数値を上げてみよう。2022年末に9万8,000人余りだった滞日インドネシア人は、2023年末には14万9,000人余りと約5割も増えている。これは国籍別ではミャンマー人に次いでインドネシア人が

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          <速報>プラボウォ新政権「紅白内閣」(Kabinet Merah Putih)閣僚名簿(松井和久)

          〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 10月20日に発表されたプラボウォ新政権の閣僚名簿を作成しました。大臣と副大臣を合わせて103人の巨大な内閣となりました。 今回は速報ということで、閣僚名簿のみを提示します。実は、各閣僚の中身を分析すると色々と興味深い事柄が次々に発見されるのですが、筆者によるその分析は、次号でお送りする予定です。 事実上のほぼオール与党という状態で発足した「紅白内閣」(Kabinet Merah Putih)です

          <速報>プラボウォ新政権「紅白内閣」(Kabinet Merah Putih)閣僚名簿(松井和久)

          ジャカルタ寸景(12):家族で守り続ける故郷伝統の味、ソトパダン(横山裕一)

          〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 パサールバルの一角でジャカルタ中心部にある東南アジア最大級のイスラム教寺院、イスティクラルモスクの近くに、歴史ある商店街パサールバルがある。商店街の入り口に建つ大門が現在のアイコンでもある。繊維製品や衣料品、スポーツ用品など様々なものが揃う場所として現在も賑わいをみせている。大門があるメインストリートには1950年代創業のジャカルタで二番目に古いとされる自家製アイスクリームを扱ったレストランもあり、古

          ジャカルタ寸景(12):家族で守り続ける故郷伝統の味、ソトパダン(横山裕一)

          ラサ・サヤン(57):~リンおばさん~(石川礼子)

          〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 リンおばさん先月、次女が住むオランダ・アムステルダムへ旅行しました。秋のオランダは寒くもなく暑くもなく毎日快晴、運河クルーズも出来て最高でした。 その滞在中にオランダとインドネシアに深い縁を持つ“Witeke van Dort”氏、愛称“Tante Lien”(以下、リンおばさん)が、今年7月に亡くなられたことを知りました。 日本人の私たちには馴染みがありませんが、リンおばさんはオランダでは女優、

          ラサ・サヤン(57):~リンおばさん~(石川礼子)

          [2023/04/07] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽第60信:「インドネシア史の闇」の現在を映像化~ドキュメンタリー映画『エクシル』が伝えるもの~(横山裕一)

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          [2023/04/07] 日本の近代文学を訳す(その2)(太田りべか)

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          [2023/04/07] ウォノソボライフ(61):ナフダトゥル・ウラマーの一世紀(神道有子)

          [2023/04/07] ウォノソボライフ(61):ナフダトゥル・ウラマーの一世紀(神道有子)

          [2023/04/07] スラウェシ市民通信(1):アバンダの運命のボール(2007年1月翻訳)(アアン・マンシュール/松井和久訳)

          [2023/04/07] スラウェシ市民通信(1):アバンダの運命のボール(2007年1月翻訳)(アアン・マンシュール/松井和久訳)

          スラウェシ市民通信(12):違法伐採の後を追いかけて(2008年2月翻訳)(マッテワッカン/松井和久訳)

          〜『よりどりインドネシア』第175号(2024年10月9日発行)所収〜 インドネシアの森林における違法伐採行為については、国内外のメディアがいろいろな形で監視を行っている。そうしたジャーナリスティックな報告では、一般に、法や規則の適用が不十分で、中央あるいは地方レベルでの特定人物の「後ろ盾」が強いため、違法伐採行為への取り締りが難しく、年間6億ドルもの国家損失をもたらしている、と結論づけている。 社会経済調査で村へ2006年9月、筆者は、南スラウェシ州東ルウ県トウティ郡ト

          スラウェシ市民通信(12):違法伐採の後を追いかけて(2008年2月翻訳)(マッテワッカン/松井和久訳)

          往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第90信:2024年のトレンドキーワード、「ホラー・コメディ」~笑いと恐怖の融合は最強コンテンツなのか?~(横山裕一)

          〜『よりどりインドネシア』第175号(2024年10月9日発行)所収〜 轟(とどろき)英明 様 今回で往復書簡も第90信です。これまで轟さんと順番に映画を通したインドネシアのあれこれを50本近く綴り、このペースだと来年前半には第100信に至ります。米大リーグの大谷翔平選手の本塁打数と盗塁数記録みたいな表現になってしまいましたが、それだけインドネシアに関する興味は尽きないということを改めて感じています。 前回の轟さんが触れた、ネットフリックス配信の日本ドラマ『地面師たち』

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          ロンボクだより(114):ロンボク島のお菓子教室(岡本みどり)

          〜『よりどりインドネシア』第175号(2024年10月9日発行)所収〜 皆さん、こんにちは。日本は少しずつ涼しくなってきたと聞きました。みなさんのお住いはいかがですか。ロンボク島は雨季到来。毎日ではありませんが、大雨が降るようになりました。今回は、まだ雨季がくる前の先月に、青空のもとでおやつ作りを教わったお話です。 ********** 前回の『ロンボクだより』でお話した、イネさんが亡くなりました。 前日までいつもどおりに庭のテラスに腰掛けていたのに、その日の朝起きて

          ロンボクだより(114):ロンボク島のお菓子教室(岡本みどり)