マガジンのカバー画像

よりどりインドネシア第169号(2024年7月7日発行)

4
世界最古か?南スラウェシの洞窟壁画/書評『インドネシア-世界最大のイスラームの国』/映画往復書簡(ジョコ・アンワルのナイトメア&デイドリーム)/スラウェシ市民通信(ガレソンの飛子…
メンバーシップなら月2回・825円(本マガジンならば450円×2回)でかつ過去記事をすべてお読みい…
¥450
運営しているクリエイター

#漁業

[2024/07/07] スラウェシ市民通信(10):ガレソンの飛子はロシアへも飛ぶ(2007年11月翻訳)(カマルディン・アジス/松井和久訳)

~『よりどりインドネシア』第169号(2024年7月7日発行)所収~ ガレソンの飛子漁飛び魚の卵(飛子)というのを知っているだろうか。飛子は、日本、韓国、台湾で高級食材となり、ここガレソン(Galesong)地区(訳注1)から毎年何トンもが輸出され、多額の収入をもたらしてきた。ここには昨年(2006年)、飛子20トン、50億ルピア(約5,800万円)をロシアへ輸出した業者がいる。 ガレソンの漁民にとって、飛子はプリマドンナともいうべき華やかな輸出商品であるとともに、昔から

¥150