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よりどりインドネシア第176号(2024年10月23日発行)

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プラボウォ新内閣閣僚名簿/ラサ・サヤン(リンおばさん)/ウォノソボライフ(映画監督イスマイル・バスベス)/ジャカルタ寸景(ソトパダン)/【新連載】OSについて私が知っている二、三…
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[2024/10/23] <速報>プラボウォ新政権「紅白内閣」(Kabinet Merah Putih)閣僚名簿(松井和久)

〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 10月20日に発表されたプラボウォ新政権の閣僚名簿を作成しました。大臣と副大臣を合わせて103人の巨大な内閣となりました。 今回は速報ということで、閣僚名簿のみを提示します。実は、各閣僚の中身を分析すると色々と興味深い事柄が次々に発見されるのですが、筆者によるその分析は、次号でお送りする予定です。 事実上のほぼオール与党という状態で発足した「紅白内閣」(Kabinet Merah Putih)です

[2024/10/23] ラサ・サヤン(57):~リンおばさん~(石川礼子)

〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 リンおばさん先月、次女が住むオランダ・アムステルダムへ旅行しました。秋のオランダは寒くもなく暑くもなく毎日快晴、運河クルーズも出来て最高でした。 その滞在中にオランダとインドネシアに深い縁を持つ“Witeke van Dort”氏、愛称“Tante Lien”(以下、リンおばさん)が、今年7月に亡くなられたことを知りました。 日本人の私たちには馴染みがありませんが、リンおばさんはオランダでは女優、

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[2024/10/23] ウォノソボライフ(79):ウォノソボ出身の著名人たち(3)~映画監督イスマイル・バスベス~(神道有子)

〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 10月2日から10日間にわたり、韓国の釜山にて毎年恒例の釜山国際映画祭が開かれました。日本を含めた様々な国からの作品や映画製作者、俳優たちが集うなか、これに併設されたアジアンコンテンツ&フィルムマーケット(ACFM)およびアジアンプロジェクトマーケット(APM)も10月5日から8日まで開催され、賑わいを見せたと報じられています。 ACFMでは寄せられた映画プロジェクトに対し賞が送られますが、今回その

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[2024/10/23] ジャカルタ寸景(12):家族で守り続ける故郷伝統の味、ソトパダン(横山裕一)

〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 パサールバルの一角でジャカルタ中心部にある東南アジア最大級のイスラム教寺院、イスティクラルモスクの近くに、歴史ある商店街パサールバルがある。商店街の入り口に建つ大門が現在のアイコンでもある。繊維製品や衣料品、スポーツ用品など様々なものが揃う場所として現在も賑わいをみせている。大門があるメインストリートには1950年代創業のジャカルタで二番目に古いとされる自家製アイスクリームを扱ったレストランもあり、古

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[2024/10/23] OSについて私が知っている二、三の事柄(第1話):大卒サラリーマンからOSを志願した「合理的な」PSTさん(轟英明)

〜『よりどりインドネシア』第176号(2024年10月23日発行)所収〜 2024年現在、滞日インドネシア人の人数が急増していることをあなたは知っているだろうか。それも観光などの短期滞在者だけでなく、長期間日本に滞在する労働者としてのインドネシア人が急激に増えているのだ。 具体的な数値を上げてみよう。2022年末に9万8,000人余りだった滞日インドネシア人は、2023年末には14万9,000人余りと約5割も増えている。これは国籍別ではミャンマー人に次いでインドネシア人が

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