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第1回茂木サーキットマラソン(5㎞と親子1.5㎞)

2025年2月16日(日)に開催された、第1回茂木サーキットマラソンに参加してきました。個人参加は1月の新春矢板たかはら(5㎞)以来1か月ぶり、親子ランは昨年3月の草加松原太鼓ロードレース(1.2㎞)以来11か月ぶりです。

茂木町はコロナ禍前まで開催されていたふれあいマラソン以来のマラソン大会開催。過去、町主催のマラソン以外に今回の会場であるモビリティリゾート茂木(旧ツインリンクもてぎ)で開催されていた大会もありました。

個人戦としては1月の5㎞を超える走りをしたいと思っていたのですが、実は1月末から週1回程度しか走れない日々だったので、あまり期待はできず…(月間100㎞も相当危うい!ここから巻き返ししないと!)

親子ランは前回の草加が初参加で今回が2回目となります。6歳息子も前回楽しそうだったので、もっと出たかったのですが、花粉や暑い季節は厳しい、マラソンするのに一番いいシーズンである秋~年末は僕の仕事の繁忙期ということで、結局ここまで引っ張る形になりました。

自宅から1時間半ほど、モビリティリゾート茂木に到着。警備員さんの誘導に従って、迷路のようなサーキットの中を駐車場に進みます。この時点で結構テンション上がります。途中渋滞しているところもあったけど、許容範囲。僕のスタート時刻1時間前には無事に駐車することができました。

今回は僕が走っている間息子を見てくれる人が必要なため、妻がついてきてくれました。コースのちょうど反対側が見渡せる建物の屋上に陣取り、軽くウォーミングアップへ。先週は大寒波だったし、週半ばは超強風だったのに、この日はとても暖かくて風もほぼなし。絶好のマラソン日和です。

スタート地点に並ぶと圧巻の景色。

スタート地点

道幅が何mあるのでしょうか?さすがサーキットコース。スタート前特有のギュウギュウ感もなく、抜け感が最高に気持ちいいです。そしてもうひとつびっくりしたのは、おそらく本当のレースでも使っている信号機による演出とカウントダウン。長年、数多くマラソン大会を走ってきたので、この規模の大会でスタート時に高揚感を覚えることもなくなっていたのですが、これはテンションが上がります。

そのテンションのままスタート、目の前にひろがる広すぎるコースに、自然とペースが上がってしまいます。しかし、今回は突っ込んで入ったら絶対にもたないとわかっていたので、すぐに自重。そして、1㎞手前から760m/ビル8階建て分の坂が始まります。事前のコースマップからビビっていたのですが、道が広いせいか斜度ほど登っているようには感じず。ペースはもちろん落ちていましたが、わりと楽に登ることができました。登り切り、ヘアピンカーブから下りに入り、2㎞。1㎞:3分47秒、2㎞:4分09秒。

練習状況から、キロ4分イーブンで走れればいいかと思っていたので、いいペースです。ここからは蛇行しながら、3㎞手前まで登った分を下っていきます。ここはできるだけ力を使わずに、スピードを上げていきます。3㎞:3分45秒。

そこまで無理しているわけではありませんが、単純な練習不足、そして純粋にスピードを出す練習をずっとしていないことから、動きにまったく余裕がありません。こう思うたびに、「次のレースまでには少しでもスピード練習をするぞ!」と思うのですが、やらない日々を繰り返しています(笑)。走っているときは気づきませんでしたが、下り切ったあとはほぼ平坦な後半コース。これはキツい。4㎞:4分10秒までペースが落ちていきます。

ただ、折り返し地点で少し前の集団に同じ色のゼッケンが何人も混ざっていることを確認できてから少しだけ元気が出てきました。ラスト600mくらいのところでは、妻と息子が屋上から応援しているのも確認でき、俄然ペースが上がります。ラストも少しだけペースを上げることができ、フィニッシュ!

ラップ
高低図。こうしてみるとすごいアップダウン。

5㎞に若干足りず、4.87㎞で19分07秒でした。5㎞換算だと19分40秒で、1ヵ月前よりも速く走ることができました。コンディションやコースも良かったかもしれません。

次のレースは3月の岩舟駅伝ですが、その先の目標を決めることができておりません。2024年からジョグだけはコンスタントにできるようになったのですが、結局それ止まり。タイムもこの1年ちょっとずっと5㎞19分~20分をウロウロしています。そろそろ何か見据えたいところではあります。

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さて、今日はこれだけでは終わりません。自分のレースと親子ランという憧れを自分が実践する日がきました(笑)妻と息子の待機場所に戻ると、「早く走りたい~」とテンションが上がっている息子。うれしい限りです。
とはいえ、1時間ほど時間はあったので、僕は距離稼ぎも含めて1㎞ほどダウンジョグ。めっちゃ暖かい。半袖でもまったく寒くないくらいです。息子と体操をして、スタート地点へ。

僕のスタートでもあったカウントダウン、子ども部門ではより盛り上がりました。茂木サーキットマラソン、めっちゃいい!その高揚感のまま、飛び出す息子。テンションが上がりすぎて走り方が変だったり、謎のステップを踏んだりしているのはまぁ置いておいて(笑)、絶対もたないのでちょっと落ち着くように促します。

親子部門は、高低差がほぼないコースです。半分手前くらいで給水所があったので、立ち寄りました。この水がめっちゃ美味しかったとのこと(笑)。それで回復したようでペースが少し上がりますが数百メートルで「また水を飲みたい」と言い出しました。それでも止まらずちゃんと走り続けます。
このあたりで妻の応援ポイント。ちゃんと手をぐるぐる振り回してアピールし、1㎞の通過は6分15秒!結構いいペース!

終盤戦に入り唐突に「ピオリム!」と叫びだしました。ドラクエの素早さアップ呪文です。これでペースが上がります。それにしても、僕に似てめっちゃストライド走法。腕の振り方とかは粗削りで改善の余地が大きくあるものの、今は自分の思った通りに目いっぱい身体を動かせればいいのかなと思っています。そしてラストの直線へ。周囲のペースが落ちているなか、再度「ピオリム!」でどんどんペースアップ、抜いていき、フィニッシュ!

ラップ

約1.5㎞で9分27秒でした。1年前よりも速くなっています。
そしてすごいのは、多少のデコボコがあるとはいえ、大きく落ちずに全体を通してみればイーブンペースなこと。しゃべりながら、変なステップを踏みながら走っていたので、本気で走ったらどうなんだろう?と気になるところではありますが、今は楽しく走ることを優先したいです。

息子は今回も楽しかったと言ってくれました。また次のレースを見つけたいところですが、花粉の時期と夏場に突入してしまうため、秋口あたりですかね。他にもたくさん一緒に楽しめることはあるので、マラソンもそのなかのあくまでひとつとして、ゆるく楽しめればと思います。

p.s. 昼食は会場内の「グランツーリスモカフェ」で食べ、道の駅もてぎで大好きな米粉バウムクーヘンを買って帰りました。茂木町や、その北の那須烏山市、那珂川町あたりは自宅から遠くてアクセスも悪いので、家族でなかなか来る機会がないのですが、自然が多くていいところがいっぱいなんですよね。ゆるい旅行で改めて来たいです。

帰宅後に絵を描くほどお気に入りになった「ゆずも」


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