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団地猫の備忘録

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もう弱って亡くなるのは覚悟の上だったが、そこは人間の浅はかな欲で、このまま元気になってくれたらいいなぁと思うわけで。もしそうなったら里親を探して、可愛がってもらえたら本当に嬉しい…
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2020年5月の記事一覧

団地猫、平和です。

団地猫、平和です。

ネタがないのは平和な証拠 今日まで猫の保護で何かしらつまずいたり、悩みがあったりしたのだけれど、なんだか今日は書くことがない。ということは実は喜ばしいことなんだと思う。これがネコブログとかなら、何かしらのネタを必死こいて探して面白おかしく書かねばなるまい。ところがこれは備忘録、特別に書くことがないのは嬉しいことなのだ。

 ということで本当につまんないことを今日は書いてみる。猫って座っている姿でそ

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団地猫、観察日和

団地猫、観察日和

団地猫と在宅ワーク 昨日は在宅ワークだったので猫と1日中一緒に仕事。いつもはケージのドアを閉めっぱなしにしているけど、今日は開けて仕事をしている。できるだけ猫のほうは気にしないようにして奴の緊張を解くように。
 チラ見していると時々外に出ては棚の下にもぐりこむのだけど、すぐにケージのなかに入ってしまう。やはりいつもの慣れているところが楽なのかもしれない。ここ2日ぐらい病院の回数が減ったので当然なが

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団地猫、また体調崩す

団地猫、また体調崩す

恒例行事 朝は結構早い時間に起きる。そして一番に猫の様子を見にいく。ここのところの習慣。おしっこはやはり何度もしているし、ちょっとゆるいうんちもしていた。いいうんちと軟便が繰り返しあるので心配。腎不全・肝不全はずいぶん改善されてきているはずだけど、状態が悪いと心配になるよ。自分が調子悪い時は全然気にしないのにね。猫砂を片付けてケージを掃除し、ご飯をあげたら案の定隠れた。犬だとこれだけ執拗に隠れる時

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団地猫、隠れる

団地猫、隠れる


毎日の格闘 朝夕の餌を与える時、ケージの外に出して食べさせる。その間にケージの中の新聞紙や水、猫砂などを掃除するからだ。猫はご飯を食べ終えると、というよりも食べきったらいつでも逃げられるように、後ずさりしながらご飯を食べている。猫のケージのある部屋は隠れるところがいっぱい。
 家の基本家具はエレクターで、埃がたまらないように掃除機をかけやすくするため、床から15cmほど浮かせて棚を設置しているも

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団地猫の写真(1)

団地猫の写真(1)

 今日は写真メインで様子をお伝えしようと思う。主にiPhone+applewatchで撮影、そのほかSONY a7II、レンズはその時々でいろいろ。写真だけです。

保護の前の様子

4月25日弱っている感じだけどまだ団地内を歩けていた

5月上旬、スクーターのシートでずっと眠っているのを多く見かけるようになった

5月9日、弱ってぐったりしてるのがわかる、指は怪我をしていない

5月10日、保護

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団地猫、おめでとう

団地猫、おめでとう

混雑する病院 土曜日の動物病院はものすごく混雑する。できるだけ他人との接触を減らすようにしても、すごい数の来院者でごったがえす。もちろん外にスペースはいくばくかあるのだが、それでもたくさんの人。近所の人もたまったもんじゃないよね。とはいえ俺もその中の一人なので気をつけたい。野良猫の保護で通っているのになんだが、動物病院に来ると犬がたくさんいて嬉しくなる。飼い主さんに断って何頭かかと遊んでもらったw

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団地猫のルーチン

団地猫のルーチン

猫を保護してからの毎日 猫の面倒と病院でオレの生活も随分変わった。正直イロイロしんどいw。
 まず自分自身、健康に自信があるわけでもなく少々の基礎疾患もある。また体力も年々衰えているだろう。そこで昨年暮れあたりから、朝の運動を続けている。早起きして散歩や早歩き程度の軽い運動をする。その後シャワーして食事をし仕事するのが日課。老人かっ!というような朝の運動だが、通勤に使っているパワフルなバイクをコン

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団地猫、がんばってます

団地猫、がんばってます

通院も慣れてきた 家から動物病院までは歩いていける。15分前に家を出ればゆっくり予約時間には到着できる。ところが連れていくまでの猫との格闘に時間がかかる。猫の扱いに慣れてないのが主な原因なのはわかるけれど、牙を剥いて「シャーーーー」とやられると猫に慣れてない人は怖いものだ。
 バッグの中に入ってしまうと大人しくしてくれるので、この儀式を少しでも短くすませるためにはどうしたらいいか考えた。twitt

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団地猫、はじめての留守番

団地猫、はじめての留守番

出勤日だ。さてどうしよう
 団地猫を保護してから10日が経過した。ハラハラな毎日だった。状況は好転はしていないが、ほんの少しオレのほうが慣れてきたのかも。この時期、自粛騒ぎで自宅待機の日が続き、猫の治療に時間を使うことができた。入院から通院に切り替え、毎日皮下点滴を行って消毒投薬をしてる。なんとなく体力もついてきてる気もするし食欲もあるので、仕事の出勤日なので、入院させるか迷ったけれど、安静にして

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団地猫、あなたとはもう会わない。

団地猫、あなたとはもう会わない。

 書こうか書くまいか悩んだが、日本全国で同じようなことが日常起きていて、さりとて問題にもされず見捨てられる命があるのだろうと思い、書くことにした。あまり愉快な話ではないのですがどうかご容赦ください。

可愛がる。けれど見捨てる人々 保護した時は完全にカラスの餌になっていただろう団地猫だが、オレが知っているだけで複数の餌をやる住人を目撃している。その中でもほぼ毎日餌を与えに現れる住人が3人ほどいる。

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団地猫からありがとう!

団地猫からありがとう!

5月18日 平和な通院 今日はテレワークのなので自宅作業。休憩時間に猫を病院に連れて行く。ところが少し元気が出てきたためか、逃げ回ってバッグに入ってくれない。というよりもこちらの恐る恐る捕まえようとする態度をみすかして隠れてしまう。最終的にちゅーるの力を借りてどうにかカバンの中にいれた。病院に着いてからはずいぶん待たされたけど、大人しく待てたのでほっとした。今日の先生は若い女医先生でとても丁寧に消

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団地猫、お腹を壊す(写真注意)

団地猫、お腹を壊す(写真注意)

5月16日、夜に下痢をする 団地猫を保護してから一週間が経った。本当に気ぜわしい、そして悩ましい日々だった。そして猫という未知の動物との交流も味わった。猫好きな人たちの優しさにもたくさん触れた、そんな日常味わえない苦労と幸せを味わうことになった貴重な一週間だった。自分のことよりも猫のことに頑張りすぎてめげていたので、近所の洋食屋(この洋食屋のことは後に別マガジンを作りたいと思うほど好き)に、ご褒美

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団地猫、入院、そして退院。

団地猫、入院、そして退院。

ここまでの経緯団地猫の保護から入院までのこと

病院の様子 診察をお願いした病院はこの界隈では有名な動物病院らしく、この自粛騒ぎの時期でさえ多くの飼い主で混雑している。通勤の途中にある病院なので見かけて動物病院なのは知ってはいたが、まさか自分が世話になるとは思いもしなかったこともありまったく興味もなかったが、ホームページに掲載している獣医だけでも十数名が常勤し、処置室は広くその大きな処置室をぐ

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団地猫、保護から入院まで。

団地猫、保護から入院まで。

団地に住むということ

 昨年暮れ、10年近く住んだ北千住を離れ、荒川を渡った団地に引っ越しした。URの『ザ・昭和』な団地。日本中同じような様式・間取の団地。昭和に建てられただけあって建物も設計も古いし、水まわりや電気の配管はむき出しだ。とはいえ都会型の古民家のような風情もあり、気に入ってる。中でも一番は、余裕がある敷地に植栽やベンチなどがおかれ、木々が青々としているところだ。そんな広い敷地のあち

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