子どもが反抗期?「ジュニアアスリートの自立心を育む」親のファーストステップ
ジュニアアスリート子育て塾 塾長のまつださちこです。
今回は親がどのような対応をすると
ジュニアアスリートの自立心にスイッチが入り
子どもが反発ではなく、しっかり大人の話を聴いて
前向きな会話ができるようになるか
について、親が意識したいファーストステップについてお話します。
”ジュニアアスリートの子育て塾 は「スポーツを始めたい! がんばりたい!」と思っているお子さんの保護者がアスリートの親になるためにコンディショニング、食事、メンタルトレーニングを通して子どもが ”人としてアスリートとして” 成長するための関わり方を学びます。
▼まつださちこ プロフィール
先日、栄養士からもらったテーマでスキルアップセミナーを行いました。その時にもらったテーマが
まつだの保護者への対応の仕方
何を話せば良いんだ・・・?
となり、考えるより、実際にサポートしている選手と保護者に聴いた方が早いと思い、コメントをご協力いただきました。(A様 Bくん、ありがとうございました)
コメントをいただいた中で、今回の記事テーマにあっている2点をご紹介します。質問は
①現在、継続サポートをしているのは何が決め手か?(保護者)
②なぜ、サポートを続けようと思ったのか?(選手)
です。
①現在、継続サポートをしているのは何が決め手か?
松田先生とのセッションの後のBの表情が行く前と比べると確実に晴れやかだからです。気持ちが落ちている時は「あー、やっぱり遠いなー」と、かったるそうな感じなのですが、帰り道では「まだまだ伸びしろだらけだね!やっぱ来てよかった!」となっています。
松田先生に話を聞いてもらえて、今の自分に気付けて、これからどうしていけばいいのか?を見つけられるから、なんだと思います。
松田先生のBへの対応を見ると、自分の対応との違いにハッとさせられることだらけです。私が伝えても反発してくることが、松田先生が伝えると、なるほど…と、しっかりと受け止めています。
松田先生がしっかり聞いてくれるから、自分の気持ちを話せるのかなと思います。そういう場所があることが本当に有難いと思っています。
同じ事を伝えているのに、保護者だと反発するのと、まつだだとしっかりと受け止める。
そのように感じていらっしゃるそうです。これは一緒に選手と同じ話を聴いているからこそわかることですね。
選手にだけ教育、保護者だけの相談となると、こういう気づきはなかなか出来ません。これはとても大事なことだと思います。
そしてこれが、ジュニアアスリートの自立心を育む重大なヒントです。
②なぜ、サポートを続けようと思ったのか?
体重が減ってきたり、泳ぎ崩れてきたりなど、不安な気持ちになった時に支えになってくれるから。
松田先生と話をすると気持ちがスッキリするから。
的確なアドバイスをしてくれるから。
支え
気持ちがスッキリ
的確なアドバイス
中学生というお年頃は保護者からの自立をし始めるときです。誰かに相談したいけど、親には言いづらい、そんなことがたくさん出てくるときです。距離感が近すぎないけど、遠くもない大人が、自分の話を聴いてくれるのは、心のゆとりができるのかも知れません。
私が10年以上行っている、ジュニアアスリートサポートを間近でみている田中に、コメントをもらった後に聴いてみました。
「私が保護者と選手と実際にセッションしているときに、どう感じてる?」
これが、保護者の皆さんが、スポーツをしている子ども に対しての接し方のヒントになると思ったからです。
すると、田中はこう言いました。
ここから先は
¥ 450
この記事が気に入った、もっと読んでみたくなったという方はぜひこちらを😄。