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波瀾万丈の末、栄養士になる ~松田幸子の栄養士になるまで~

1人、1人にストーリーは必ずある

公認スポーツ栄養士の松田幸子です。スポーツ栄養士になるためには、小さいときから何をしてきたかを知ってもらう必要があると思うので、自己紹介がてら生い立ちを知ってもらう必要がありそうなのでここで書いておこうと思います。


生い立ち:幼稚園

・幼稚園まではおもいっきりインドア。1人で絵を描いて遊ぶようなおとなしすぎる子ども。

・幼稚園であまりにもトロいのを見かねた母親にスイミングクラブに入会させられる。ビート板キックが全く進まないことが嫌でストレスから何度も具合が悪くなるがお構いなしにクラブへ連れていかれる。行けば観念して練習する。熱っぽいときも行くことになり帰宅したら40度超えのことも。

・少し泳げるようになり自信が付きはじめる。それとともに、奥深くあったど根性が表に出てくる。その頃、同じクラスの園児がいじめられているのを助けようとして腕に噛みつかれ歯形がくっきり、血が出る大事態に。この頃から筋が通ってないことが気になる性格あり。


生い立ち:小学生から高校生

・小学生でスイミングクラブのトップチームにあがる。そこで先輩のいじめにあう。それでも性格がドンドン勝ち気になっていたので、負けずに練習にいく。第二次性徴とともにタイムが出なくなり、中学2年の合宿でケガをする。そのままもうダメだと競技をやめ受験に専念。

・希望校合格。そこで選手時代から張りつめていたものがきれてバーンアウト。入学から3ケ月程の記憶が今でもあまりない。

・高校1年の夏、小学生が楽しそうに学校プールで泳いでいるのを見てこの子たちにもっとこういう気持ちになってほしいと正気を取り戻す。高校は進学校。その中で自分の将来を考えだし、学校へ向かうはずが、ふらっと湘南へ行き、海で暗くなるまでぼーっとしてる日が続く。

・仲良しの体育教諭に体育会部活に入ってないのに止めとけと言われるも、一度やらないと諦めない性格で体育、教育系大学進学を目指すが全滅。いつも入り浸っていた体育教官室に顔を出していた後輩が後々、世界的に有名なスポーツ関係者になったのを知るのは卒業20年位経ってからの話。 


生い立ち:予備校から大学へ

・高校推薦で駿台予備校へ。国立文系クラスに入るが、自分の進路がわからなくなりケガをしたときの練習日記を引っ張り出す。そして合宿の食事が原因では?と気がつく。

・栄養、食事が学べる大学を探す。ここで学部は理系なのだと気がつく。一応5教科やってるけど化学は必要なのに取っていないことに気がつく。

・スポーツ関係を履修でき、自宅から通える大学が女子栄養大学しかないことを知る。1学科だけ現代文と英語受験が出来ることで本命に。そもそも栄養の部分だけ学べればよかったので栄養士資格をとらなくても卒業出来ることも自分には利点。

・栄養系大学受験を家族に反対される。そこで教員になってほしい親を説得するのに家庭科教員を取れる学科であり、教員免許を取ることで受験を許してもらう。

・滑り止めで受けた大学が全滅でなぜか女子栄養大学だけ合格。晴れて?入学手続き。でも入学式ギリギリまで家族は進学に難色。それでもどうにか進学。

・学科長の最初の授業で栄養士のプロになるという言葉を聞き、いや私は栄養のことが学びたくて栄養士になるつもりないんだけどと心の声がする。そんなだから最初は撃沈ばかり。そして栄養の授業ではない訳わからない授業がたくさんで何故受けなくちゃいけないのか疑問に思う。

・生理学の授業で人のからだについて学びだし、あれ?これ必要なんじゃないと思いだす。今までの分も取り戻すように図書室通い。サークルも足が遠退き辞める。家庭科教員用授業もあるので忙しかったけど、同じ学科や隣の学科の人と仲良くなり気にはならない。ただスポーツ関係の授業は少なく、外部セミナーを受け始める。

・学生時代、一度はやる恋愛占い。21歳で結婚しなければ次は36歳。それでもダメなら一生ないと手相占い師に言われる。やりたいことあるし、いいかと開き直り更に図書室通いが続く。そのうち、学費が変わらず単位を取れるんだから栄養士の資格取っておけばいいんじゃない?と思い出す。

・就職活動。面接慣れのために受けたフードサービスと給食会社は全滅。フィットネス業界は内定2つとったところで面接が進んでいた企業をお断り。自分に合うところに受かるものなんだと納得する。

・大学院進学を研究室で勧められるも、金銭的に難しく、また行きたいならお金を貯めて、研究テーマが見つかったときに行けばよいと就職を決める。国家試験は卒後の5月なので対策授業があったが任意なのと自分のペースでやりたいという勝手な気持ちでまたまた図書室通い。国家試験合格判定を一度も超えることなく大学卒業と共に栄養士免許取得。

・教員にならず、フィットネス企業に入社するときも大学受験と同様に家族に反対を受ける。それを押し切ってフィットネス企業に入社する。


スポーツ栄養士になりたいという気持ちがないため大学での学びも疑問にもつ始末。それがその中の授業がきっかけで栄養士資格を取ってもいいかもと思いだす。国家試験合格判定出ない学生に大学院を勧める教授や教員の目にはいったい何が写っていたんだろう。


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▼スポーツ栄養士としてのプロフィール


▼栄養士のためのキャリア個別相談(オンライン可)


▼栄養士のためのスキルアップ個別コンサル


▼松田幸子著書


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