【私への手紙】オトコとオンナのおとぎ話 #2
…つづき
淋しさでポッカリ空いた心を、誰かに埋めてもらいたくなった。
とにかく今は、淋しい気持ちを紛らわしたかった。
『本気の恋』より、『気軽な恋』を選んだ私は、毎回その場しのぎの最低なオンナになった。
「これで良かったんだよ。」と、そう自分に言い聞かせてきた。
『気軽な恋』は、傷つくことがないと思っていたからだ。
けど、それは大間違いだった。
私が選んだ『気軽な恋』も、傷つくことを知った。
相手を傷つけてしまうことが、こんなにもツライなんて初めて知った。
そして、結