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第九話「人に優しくしたいならまずあなたが幸せになりなさい」

皆様こんにちは☺️松﨑健太郎です。

今日は苦しい自分を救ってくれた
お袋の言葉紹介したいと思います。

「あんたはいつもカラカラやな」

お袋は関西人で、まだ子供の頃東北では
関西人が珍しいのか
よくお袋が、会津の人達には、世話にもなったが、
冷たい言葉やいじめにも沢山あったと言ってた。

いつもチョロチョロ落ち着きない自分は、

「あんた何しとんねん」

といつも怒鳴られていて、
近所の方々が、「大丈夫か?怖いなぁ~」
とお袋を言っていた。

多分当時住んでた近所には、
相当怖い人と思われて
居たんだと思う(笑)

ただ実際は、めちゃ愛に溢れてる人で、
怒った後は、その何倍も優しく怒った意味
やなぜダメなのかを解るまで時間をかけて
教えてくれてた。

更に大阪は、雪も降らず、会津の雪には相当苦労
したみたいで、、、

まだ当時家に風呂がなく
俺ら兄弟を連れ、実家のお風呂を借りに行き
帰り前が見えない吹雪で帰った頃
身体が冷えた自分等を、タオルで吹いて
抱きしめてくれて暖めてくれてた。

結婚当初、大阪のじいちゃんばあちゃんが、
あまりにも心配で、
黙って冬の会津に様子を見に来たそうで、
あまりの雪の凄さと、中々大変な環境を見て、
お袋を連れて帰ろうかと思ったらしい(笑)

まぁ慣れない会津で苦労したお袋ですが、
歯を食い縛りながら必死で、僕らを育てて
くれました。

大人になり、結婚し21歳で創業した自分
まぁ自分が食べれないのに、農家さんが
困ってて古い雑穀を高く買ってきて、問屋に
突き返されたり、友達に出産費用を貸して
戻って来なかったり、まぁ様々な事をやらかして
来て、それでもあんまり気にしない自分を、

「あんたは本当じいちゃんそっくりやわ。
でもあんたは、
じいちゃんまでちゃんと
自分が潤ってないのにやっている。
あんたは、今家族を食わして行くんやろ。
あんたはいつもカラカラやな。
そんなカラカラの優しさはもらう方も迷惑やわ。」

「人に優しくしたいならまず
あんたが幸せにならなあかんで」

ちゃんと自分の事出来る人が、本当にその人を
思いやった優しさを分けてあげれるんよ。

ただそれだけ言われても中々意味を理解
出来ない自分は、それからも、
人が良すぎて(バカ正直で)商売には向いて
ないと様々な人に言われたり、
だから家族も相変わらず生活スレスレ
の20代を過ごしていて、
変わらない自分を見かねて、
お袋は、電話でこう言います。

「あんたな、どんな小さな器でも
かまわんからまず、自分の器を水で
いっぱいにしなさい。そこからこぼれた水
まで蓄えるようながめつい人になったら
あかん。こぼれた水は全て人にあげたらいい」

昔怒鳴られた後、物分かりの
悪い自分に、本当解るまで付き合って
教えてくれた優しい優しいお袋がそこに居ました。

それからしばらくして
やっと気付いたんですよ(笑)

お袋達は、今三重県に居ます。

意味が自分に落ちた事伝えたくて、
離れてるお袋に電話した。

「俺な毎日色々あるけど本当幸せだよ。
ありがとうなお袋」

と言いました。

お袋は、
「あんたようやく解ったんか😂
親はな子供に多くは望んでへん。
子供が幸せであってくれれば、
それで充分なんや」

それから毎年自分の誕生日お袋に、
「幸せ報告」するようにしてます。

この思いは、自分の会社の経営理念にも
入れていて、
「幸せである努力の上人に尽くす」利他の心
とさせて頂いてます。

会社としても、まずうちに入ったら
幸せになってねと伝えています。
会社としても幸せにする努力をします。
だけど自分自身を大切に、自分を幸せに
する努力をして欲しい。幸せな人が初めて、 
人にお客様に本物の優しさ、サービスが
出来るだろうという意味です。

最近は忙しくしてる自分に
従業員さん達からも言われます。

「社長もちゃんと幸せになって下さいよ」

夢中になり自我を忘れそうなタイミング
なんで本当有難い事ですね😭

今回親父の話が出てきませんでしたが、
これだけのお袋が惚れた親父の話は
また今度したいと思います(笑)

最後まで読んでくれてありがとうございます。
良かったら🧡押して頂けたら
単純なのでまた次のモチベーションに
なります(笑)

皆様もお豆に幸せ溢れます様に☺️

サポート頂きましてありがとうございます!(^^)! 50万貯まったら本出そうと思ってるので頑張ります。 ありがとうございます。