光に当たらない努力なんて。
原稿、企画、原稿、企画……。
ほぼタスクを終えやっとこさ少し落ち着いた。世間の光に当たらないものや、自身が担当していると公開できない仕事ばかりだ。
辛い。
締切という時間の制約はもちろんで、クオリティやプレゼン能力まで問われる。「これ、ツムギさんが担当した分なんですよね」ってならないクリエイティブもたくさんある。もっといえば他人の成果になるものが外注として、あてがわれることも多々(ゴースト系でクライアント側が主役にならないといけない)。企画系の仕事なんてもっとひどいこともある。わたしは決済者なのに決定権がないことも多々。インハウス系のクリエイターでこういう悩みを持つ者も多いはずだ。だからこそ、輝いているフリーのクリエイターが妬ましくもある。応援したくなるし、一緒に仕事をしたくなる。
果てしなく努力してきた反動からきた高熱で死にかけている今だから、エゴの声を大にして言う。
努力は絶対に裏切らない、とは限らない。自分にとってどう糧にするかを考えていく時代である。
自分の武器はなんなのか。自分を最大限に評価される(であろう)コンテンツはなんなのか。いつまで、苦行を続けられるのか。どう現状を打開するのか。誰と繋がりたいのか会いたいのか。そもそも、自分の幸せはなんなのか、どうありたいのか。
要するにこれは自立していない証拠なのだ。会社に守られていることを理解しつつ部分的に批判すれば、自立させないような会社とは自分に会わないのであろう。歳を重ねてからの後悔は、果てしなく現実的であり、この壁は極めて高い。やらず後悔である。
まぁ、承認欲求が高いからこの仕事してるので、不満なだけなんだろうけれど。愛してる人に「愛してる」って言って「愛してる」って返されたいってことなんだよな。ひとりでずっと「愛してる」って呟いているだけの仕事は辛すぎるわ。