ずっとなかよし さつまいも
さつまいも。
私が秋の味覚で1番好きな食べ物。
もともと甘いものが好きな私にとって、あの程よい優しい甘さが好き。
アレンジの幅が広いのも良い。
この間焼き芋フェスに初めて行ったのだが、甘いのからおかず系まで様々なさつまいも料理(?)が売られていて、さつまいもの可能性を感じた。
さつまいもとの歴史は、みなさんも意外と長いのではなかろうか。
小学校、もしかしたら幼稚園などでもさつまいも栽培をすることが多いのでは。
私は幼稚園の時にも芋掘りなるイベントがあったような記憶がうっすらとある。
ツルを引っ張ると、立派なお芋がごろごろと引っ張られてくるあの驚きと嬉しさは、忘れられない。
ずしっと重くて、大きさが様々で、薄汚れた紫色のボディは愛おしい。
小学校低学年の時は、収穫したさつまいもを家庭科室でスイートポテトと蒸しパンにして食べた記憶がある。
低学年の時は家庭科がないため、家庭科室というなかなか入れない教室で、料理をする経験に興奮していた。
しかも、作るのがスイーツ。
学校でスイーツを合法的に食べられるというその特別感にワクワクしていた。
家では秋になると焼き芋がしばしば登場した。
熱々で食べたいのに、全然持てなくて、
掴んでは離し、掴んでは離し、
一口かじって、芋をテーブルに置いて、ハフハフしながら食べた。
皮をむくのは面倒臭くて、そのまま食べたくなるけど、たまに皮が硬かったり渋かったりして、「ああこれは剥かなきゃな」と、熱々なボディと格闘しながら皮をむいていた。
ほかにも家や学校やらで、いろいろなさつまいも料理と出会った。
甘いのに給食に出てきたりするから、こいつはご飯なのかおやつなのかと迷う。
甘い物好きな私は、煮物や汁物に入ってくるものよりも、ちゃんとスイーツとして出てきてくれた方が嬉しい。
でも、そこで困ってしまうことがある。
さつまいもは芋だから腹持ちがいいので、食べすぎるとご飯が食べられなくなってしまうということ。
程よい甘さで罪悪感は少ないのだが、そこはお腹とよくよく相談しなければならない。
さて、今年ついにスーパーでさつまいもを1本買ってきた。
昨年から大学芋にハマっているので、大学芋にしてやろうと思っていた。
そこに焼き芋欲高めの夫から、焼き芋にして欲しいと注文が入ったので、半分大学芋、半分焼き芋にした。
焼き芋はノンフライヤーを使って作った。
大学芋はフライパンで揚げずに作る楽楽コース。
出来立てをたくさん食べたくなるけど、お腹と相談。大学芋はタッパーに入れて冷蔵庫へ。
しばらく小腹が空いた時のおやつはこれで行こう。
1本でいろんな楽しみ方ができるさつまいも、これからも仲良くしていきたいですね。
さつまいもだけでこれだけ字数がいくとは思わなかった。自分でびっくり。