本能を嗅覚で体験する 〜続「身体は未来。身体と嗅覚。」〜
先日、京都にある浄土宗 龍岸寺で開催された
続「身体は未来。身体と嗅覚。」に参加した。
続編なのだから、
「身体は未来。身体と嗅覚。」が
7月に開催され、今回はその実践編。
リアルタイムに参加したいという気持ちがあるのだけど、都合が合わず、7月は参加できずだった。
御住職の般若心経から始まった。
仏教系の学校で週3回般若心経を唱えていたので、まぁまぁ早口でも唱えられる。
御住職の般若心経は早口で
ついていけないかもと思いつつ、
久しぶりに読経を聞いたのがとても心地よくて、気持ちが柔らいだ。
アロマテラピーには全く興味がなかったものの
嗅覚がおもしろいと思いはじめてから、
アロマの世界に興味を持って、
バーバラハセイから嗅覚と身体、そして、
そこから繋がる無意識というところに、
どんどん興味が広がっている。
嗅覚のお話は何度も聞いているし、
自分の嗅覚を使うことも体験しているけれど、
今回のワークは初めてで戸惑った。
お相手の香りを嗅いで
同じ香りをする人を見つける。
という嗅覚を頼りに探すという体験だった。
香りがついたシールを額に貼られるので、
自分自身の香りは嗅げない。
嗅げるのは相手の香りだけ。
それでも、あ、同じかも。
違う気がするなぁ。と口に出る。
どうやって探すのか?
全然イメージもわかなかったけど、
実際にやってみたら、
同じ、違うと判断できるのだった。
このワークが始まる前に、
自分の身体の可動域がどの程度なのか
確認してから始めたのだけど、
同じ香りの仲間を見つけ、
グループができた後、
もう一度、自分の身体の可動域を
確認すると可動域が広がっていた。
ストレッチしたとか
身体を整えたとかでもなく、
嗅覚を意識的に使った、ただそれだけで、
あっという間に変わるって、
いつでもどこでもできると思った。
いつでもどこでも、
そして、特別な道具もいらない、
使うのは自分の身体だけなんて、
めちゃくちゃカンタン。
今までも身体に起こる変化を
感じたことはあったけど
意識的に嗅覚を使うだけで、
意識していない場所に
起こる身体の変化を体感できた。
それが今回の一番の体感。
知ることも
もちろん自分を広げると思うけれど、
体感することは、
広がりが全然違うなぁ。
2つめのワーク、黒魔術へと続く。
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