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おにぎり屋の匠の技。

昨日に続いてぼんごさんの
おにぎりのことになるんですけど、
今日は匠の技について語りたい。

昨日はおにぎりの味や
私の一方的な愛を語ってしまい、
匠の技について触れずに終わってしまったし、

あの匠の技について触れずに、
今後を生きていられないという宿命みたいな
ものもあったので綴りたい。

大きく分けて3つの技があるんですけど、
まず一つ目が、

①秘伝のお手手お米掬いだ。

しゃもじを使わず手で米を掬っているではないか。

絶対熱いと思うんだ。
自分なら熱さに耐えきれず投げてしまいかねない。
ただここが一流との差なんだろうと気づく。

熱がらない。道具を使わない。
これが一流の証なんだと。

そして、2つ目が

②変幻自在のお米捌き。

驚いたのは手で掬い上げたお米が踊っていると
錯覚するぐらいに柔軟性に富んでいる。

なんだあの柔らかさはと。
変芸自在とはこのことかと。

大将とお米が彩る一種の
パフォーマンスに酔いしれる。

最後が

③なぬ!?お米のサンドイッチだと!?だ。

これは握り方についてだ。
一度救ったお米をまな板に広げた上で
具材をセッティングしているようにみえた。

そしてそこから再度お米を救って、
その上にお米を重ねる
サンドイッチ方式をとっていた。

私が知る限り親指窪み大作戦。
丸めた上で親指にて窪みを作ったところに
具材を入れる方式を取ることが主流だと思っていた。

あと、平らにお米広げてーの
サランラップ丸々大作戦もあるが、
長くなるので割愛する。

全てにおいて違った一流。

そして今回で気づいた。

一流の場所に行くと常識が覆されると。
一流は常識を超えた先を
極めたものに渡される称号なんだと。

と、それらしきポイことを言ってみた。

これらの一流の匠の技を目の前で見れる
おにぎり屋さん最高やんって。

丸亀と一緒で目の前で工程が見れる
一種のエンターテイメントで
そこで起きるワクワクと驚きが
美味しさを2倍3倍と跳ね上げてくれるだと。

くぅたまらない記憶が込み上げてくるで。
また匠の技を見たいと。

匠の技を目の前で見たい方は
大塚駅徒歩5分くらいのところにあるぼんごさんへ。

目の前で広がる技に酔いしれてください。

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