「noteをもくもくと書く会」に参加して、「何のために働くのか」ヒントが見つかった話
このたび、「noteクリエイターフェスティバル2022」のリアルイベント、「noteをもくもくと書く会」に参加してきた。
参加理由は単純で、自宅だと執筆が進まないので、たまには外で集中して書いてみたかったから。
失業中の私は「働くこと」をテーマに思うところを文章にしてきたが、自分の生き方に直結する問題だけに重い内容になりがちで、簡潔な記事にまとめるのが難しく、最近、執筆が滞っていた。
そこで、「もくもくと書く会」という、ガチで執筆に向き合う機会に参加することで、改めて書く意欲が刺激され、良いアイデアが浮かぶのではないかと、淡い期待を抱いて参加してみたわけだ。
ところが、会場で受け取ったチラシを見て、いきなり焦った。
「書いたものを共有する」!?
いや、ムリムリ。
だって、何を書くかすら決まってないんですもの。
しかも「自己紹介」まである…。
人見知りの私は自己紹介が大の苦手なのだ。
緊張しながら待つこと数分、やがてnoteのスタッフさんが本日の流れについて説明し、「近くに座っている2~3人の方と自己紹介をしてください」とおっしゃった。
ああ、全員に向かって自己紹介するわけじゃないんだ、よかった、と安堵する。チラシをよく見たら「数人ずつかんたんに自己紹介」と書いてあるではないか。なるほど。
たしかに少人数で紹介し合った方が親密感が生まれるし、軽く話をすることで緊張感もほぐれ、「よーし、何か書こうじゃないか」という気力もわいてくる。さすがnoteのスタッフさん、よく分かっていらっしゃる。
しかも、たまたま近くの席に座っていたのが非常に感じの良い方々で、何だかそれだけで「参加してよかった」と思う単純な人間である。
ほかの参加者グループも和やかに会話を楽しんでいるようすだった。
あたたかな雰囲気が作られたところで、いよいよ執筆タイム。
とはいえ、執筆に費やした時間はわずか1時間ほど。
どうにか手っ取り早く書けそうなテーマを見つけて文章にしてみたけれど、本当は別に書きたいものがあった。
しばらく前から「何のために働くのか」という、おそろしく根源的な疑問が頭の中をぐるぐるしていたのだ。
さすがに1時間では書けそうもないので諦めたが、この疑問とはきちんと向き合って文章にしておきたい。さもなければ、次の一歩を踏み出せない気がする。
もちろん、「お金を稼ぐために働く」のは当然だけど、それだけじゃ寂しすぎますよね?
今回、noteイベントに参加したことで、「何のために働くのか」、ひとつヒントをもらった。
すごく単純なことだけど、私は働くことで、「他者との関わり」を求めているのだと気づいたのだ。
正規雇用でも業務委託でもフリーランスでも、働き方はどうあれ、私は多くの人と関わるために働きたい。
久々にリアル・イベントに参加して、ほんの少し交流の機会を持っただけで、こんなにも充実感を味わえた自分がいる。これには少し驚いた。自分は「孤独」に強い人間だと思い込んでいたから。
それともうひとつ。
noteスタッフの皆さまがとてもキラキラして見えたので(笑)、こんなふうに良き仲間と働く機会はプライスレスだよな〜と少し羨ましくなったのでありました。