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リマインド:6月16日の和菓子の日「嘉祥」
今日は季節行事のリマインドです。
いつも「そういえば食べてみたいんだよな…」と思いつつ、予約が必要なのでつい忘れてしまうもの。
それが、
虎屋の嘉祥菓子です。
嘉祥とは6月16日に行われていたという和菓子の祭典(??)で、平安時代に始まり、戦国時代にも豊臣秀吉が行ったという記録があるそうで、そして特に江戸幕府で盛大だったと聞きます。
虎屋では、宮中に納めていたものをもとに制作しているとか。
その数、7種。
以前、有職故実の講座で先生が
「お菓子なんて楽しい行事は、平和な時代じゃないとできない」
とおっしゃっていたのが印象的で、まさに天下泰平の江戸時代に花開いた風習といえるのでしょう。
明治で一度廃れたのも、激動の幕末・明治維新という意味では納得ですし(もちろん、宮中や新政府主導としたために幕府主導の行事が消えたというのもあるのでしょうけども)、
その後、昭和54年(戦争も終わり、経済成長後の平和な時代ですね)全国和菓子協会によって「和菓子の日」として復活したというのも面白いです。
嘉祥の歴史に関しては虎屋さんの記事が分かりやすいです!
江戸幕府で行われていたというだけあって、
徳川家康ととても関わりが深いのですね。
歴史好きとしてもワクワクします!
さて、
和菓子は五感で味わうものだそうな。
目で見て、耳で和菓子の名を聞き、手で触って鼻で匂いを楽しみ口で味わう。
それぞれの菓子に込められた意味も楽しみながら、
味わってみたいです。
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