見出し画像

天使の顔をした悪魔。〜その1〜【パワハラを経験したよ】

アラフォーになってようやく。
酸いも甘いも(iPhoneで変換できず少し驚いた)、ある程度のウェーブに飲まれたり超えたりしてきた経験値のせいか
最近気になる人種ができた。
皆さんの周りにもいるだろうか?

それは天使の顔をした悪魔と呼ぶことにする。


長くなりそうだが、まずは私が最近パワのハラを経験した話を記しておこうと思う。
今回の事を無駄にしないよう、自分の為と今ハラスメントに悩んでいる方、お知り合いやご家族が悩んでいる方などの為になればいいと思います。
気が進まない方はスルーしてくださいね。



〜争いのはじまりと私の気持ちが折れるまで〜


私が初めてそういう人種を認識したのは4年ほど前。前職での上長がそれだった。
今までその人種を認識してこなかったのは、私が無神経なのか幸せ者だったのかは、わからない。


というのも、私は半年前に仕事を辞めた。
やり甲斐があり、心から楽しいと思えた大好きな仕事だった。
もちろん困難な事もあったが、たくさんの学びと出会いに感謝しながら自らの尻を鞭打ち人参(旅行、化粧品、美味しい食べ物)をぶら下げ頑張ってきた。
一生この仕事をして人生を紡いでいこう、と多忙ながら充実した独身貴族生活を思い描いていた。

そこに突如不具合が起きた。
愚痴日記にしたいわけでは無いので細かい話は置いておくが、要は私には2人の敵ができた。

数ヶ月先輩の女性が私を気に食わなくなったらしい。所々で感じる溝が、段々と増えると共に深くなっていった。
先輩は上長に私の気に食わん事をほうれん草し続けた。その度に私は役員室に呼ばれ、注意され、それは叱責、人格否定、暴言に変わっていった。

言われる内容は、業務外の事が多く、あー、そう感じさせてしまったのか。すいませんねぇ。気をつけて過ごします。位の事だった。(明らかな失敗や怠惰な態度では無い)
なので、呼び付けられる度に私は先輩の横に跪き、「そういう気持ちにさせてしまい大変申し訳ありません。以後気をつけます。」と詫びていた。

しかしその詫びが足りないとか、気持ちがこもってないとかなんとかで、遂には謝罪すら拒否される始末。もうどうしていいか分からなくなった。
(これ以上パーフェクトな謝罪方があるか?と思う反面、それがポーズに見える原因だったのか?とも考えるが。最も謝罪を受け入れないという形が会社はもとより人間関係において理解し難いのであくまでも相手に1000歩寄り添った場合の考察だ。)

「もうどうしていいかわかりません」と、唯一味方でいてくれた上司に報告した。
実直で暖かい人間味で溢れる上司は、私の為にあれやこれや、試行錯誤しながら助けようと尽力し続けてくれた。(本当に有り難かった。)

何度も何度も謝り続け、否定し続けられ、正直心身ともにボロボロ、なんとかギリギリ立っていた状態だった。

その上司から「もう一度頑張ろう。次はこう謝罪してみよう!」と言われた時、(こう謝罪してみようっていう環境がもうおかしいと思う。)
本当にもう限界で、涙が溢れそうになったが必死に堪え、「ありがとうございます。でももう無理かもしれません。」と初めて弱音を吐いた。


そんな2対2の争いが約4ヶ月続いたある日、
朝からまた先輩が私の行動に激動し、大騒ぎになった。
いつもの通りに私は激しく叱責され、暗黒のムードにつつまれたあとの昼休み明けに上長に「体調が悪いので早退させてください」と申し出た。
上長は物凄く怒りに満ちた怪訝な顔をして「ああ、そう…わかりました。」と承諾した。
その日から私は一度も出社しなかった。


いいなと思ったら応援しよう!