チビ。作られた胎内記憶。

お腹の中にいたころの記憶って一体いつごろまで覚えているんでしょうね。

ちょっと気になったのでググってみました。
『4歳以降徐々に薄れていく』って情報を見つけました。
（真偽は分かりません）

AIの答えも気になりChatGPT（Ver3.5）にも聞いてみました。
『おなかの中での記憶がどれくらい長く続くかはわかりません。』
だそうな。

もしかすると、うちのチビも胎内の記憶を語ってもおかしくないってことなのか…。

チビが夕食中に突然妻のお腹の中にいたころの話をしだしたんです。

「チビもママのお腹の中でビール飲んだんだよ！」

なんてこった…。
ある意味、情報過多…。笑。

事の発端。

家ではほとんど飲まないビールを私が久々に飲んだから。

「久しぶりに飲むとやっぱり旨いな～。」
なんて私が言ってしまったことで、チビもビールを飲んだ気になりたかったみたいです。チビまだ5歳。

前々からお酒はもっと大きくなってからだよ～と伝えていますから、まだ飲めないことは察していたみたいですね。

そんな訳か、ママが飲んだビールをへその緒を通して飲んだことにするチビ。随分と荒業。

それを本気で言ってるように見えるのが私と妻の笑いのツボを刺激します。妻は全否定。妊娠中はお酒飲まないから。笑。
（実は私に秘密で飲んでたりして）
（普段全く飲まない人だからやっぱりあり得ない。（笑））

そう、それはどう考えても作られた記憶です。

私がチビに言います。

「そんなこと言ったら、何でもありになっちゃうよ。（笑）」

作られた記憶ならなんだって言えちゃいます。

「パパは昔、梅干しだったんだよ。」
目の前にあった梅干しを見て適当に言ったんです。
なぜか笑いのツボにはまるチビ。ゲラゲラ。

チビも追い打ちをかけてきます。

「チビは昔、恐竜だったんだよ。」
それはほんとにありえそうだ…。
前世を辿れば恐竜までいきつくかも…。

「パパは昔、納豆の粒を数える仕事をしてたんだよ。」

ゲラゲラ笑うチビ。
おいおい、そんなに何でも笑ってくれたら気分良くなってくるじゃないか。

「チビは昔、冷蔵庫だったんだよ。」
生き物ではなくなってしまった…。

「パパは昔、胴体がスマホだったんだよ。」

何でも笑ってくれるチビ。話し相手には最高だ。
ますますビールが離せなくなる私。

妻を横目に私とチビは、大喜利が止まらなくなっていましたが、妻はそう言ったことを言うのが苦手です。

次、ママ！！

それでもママに振る鬼なチビ。
苦手だろうがチビには関係ありません。ママの回答も気になるお年頃。

案の定、スルー。

やばい、これはそろそろ潮時だ。

「パパは昔、多摩川に落ちて怪我をしたんだ。」

「それホントの話でしょ。」

と妻からツッコミが入りまして、うまい具合に作られた記憶から現実に引き戻せたんですよ。

が、楽しさMAXのチビにはそんなの理解されません。本当にこの辺で話切り上げないと、いつまでも現実には戻ってこれない…。

ということで、強制終了。

今日も美味しい夕食でした。
「ごちそうさまでした。(笑)」

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