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読み返すと違和感を持ってしまう自分の文章。そこから見えたこと。

自分が書いた文章を期間を空けて改めて読んでみると、分かりにくい文章だったり、構成がおかしかったり、違和感を感じることがあります。

僕の場合、基本がなっていないことの現れでもありますが、どうしてそんな文章を書いてしまうのか考えてみました。

問題には必ず原因が存在しますからね。

それが分かれば対処が可能です。

原因を見つけて改善まで考えたいと思っています。


で、考えてみたところ

話の流れの中に微妙なブレが生じていることに気がつきました。

微妙なブレとはなんでしょう?

例えばこんな感じ

昔々あるところにおじいさんとお婆さんがおりました。

おじいさんは山にしばかりに。おばあさんは川へ洗濯へ。

この頃の洗濯は川の水を使ってゴシゴシ洗うのが主流だったんですね。

今でこそ洗濯機が当たり前ですけどこの当時は洗濯が本当に大変な家事だったことが想像できます。

おばあさんが洗濯をしていると
上流からデッカい桃が流れてくるではありませんか。

例えだったので極端に書いてみましたが
こんな感じに違和感のある文章が混じってしまうのが僕の癖。

前後のつながりで起こる違和感。

これが恐らく原因です。

違和感は一文一文でも起こり得ますし、段落、節においても起こってきます。


この改善は単純です。

上記例を改善してみました。

昔々あるところにおじいさんとお婆さんがおりました。

おじいさんは山にしばかりに。おばあさんは川へ洗濯へ。

川にたどり着いたおばあさんは

さっそく川の水を使ってゴシゴシ洗います。

とっても冷たい水、汚れも中々落ちません。

おばあさんは思いました。

もっと洗濯って楽にならないのかしら。
勝手に洗ってくれる便利なものあったらいいのに。

すると上流からデッカい桃が流れてくるではありませんか。

この話の展開だと桃から生まれた桃太郎ではなく、
桃から生まれた洗濯機…になりそうですけども…。

そもそも、このくだりはいらないので削るのが最善なのですが、前後のつながりということであえて文章を考えてみました。

もちろん実際に書くときは、伝えたい内容に沿って文章を考えます。


ここから言えることは

文と文は相互性の強いもので構成していく

を意識することですね。


基本的なことですけども、改めて実感したことでした。

自分の癖を知ることも文章改善の一つですね。

記事を読み返すと、そんな自分の癖にも気がつけるので、時々読み返したりしています。


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ここまで読んでいただきありがとうございます。

伝言ゲームをすると最初の人と最後の人の言った言葉が変わっていることが面白かったりしますけども、ちゃんと一致した時ってなんか感動します。


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