Cluster。この世界を動き回ってみました。
メタバースがどんな世界かを体験すべくClusterを始めました。
Cluster内にはワールドという空間が多数存在していまして、気になるところに遊びにいくことができます。
東京の渋谷を仮想空間化したワールド。
僕はVR機器を持っていないのでキーボードで操作しています。
VR機器ってこんな感じのもの。
こういったヘッドセットを使うと、ものすごくその空間に没入できるらしいのですが、それはおいおいより興味が高まってきたらトライしてみたいと考えています。今の所はキーボードとマウスを使っての体験。
うろうろしていたら「バーチャル原宿入り口」の文字が。別のワールドに移動できる模様です。
原宿にやってきました。
なんだかポップな空間。10代が好みそうなデザインになっています。
もう一度先ほどの、渋谷のワールドに戻りました。
うろちょろしていたら、まさかの大阪の文字。
仮想空間ですから、なんでもありっちゃありですね。なんだったら宇宙のワールドを作っちゃえば宇宙にだって飛んでいけます。生身が地球上にいる限り、無重力体験は不可能だと思いますが…。
そのうち、無重力も疑似体験なんてことが可能になってくるのでしょうか…。
バーチャル大阪行ってみました。
おぉ。太陽の塔!!
しかし、誰もいません…
左側に新市街の文字が見えたので行ってみることにしました。
わわ!男性の声が聞こえてきました。
誰かいるのかと思いきや、誰もいる気配がありません…。
どうやら仮想空間上には音声も流せるようです。
Clusterのワールドと呼ばれる空間は最大で25人が入れます。(26人目はまた別のグループが立ち上がりパラレルワールドとなる)
しかし、ここには誰もいませんでした。
誰もいない時間帯にきてしまったか、ここの存在があまり知られていないか、何かのイベントの時にしか使われないのか、いずれにしても、人気のない空間でした。
その後も色々うろちょろしてみましたが、誰かに会う気配もなかったため、ホームへ帰ることにしました。
(帰るのは簡単です。メニューからホームへ戻るをクリックするだけ)
殺伐としたホーム。笑
このくらいのデザインの方が外に遊びに行こうって感覚になりそうなので、おそらくその辺を狙ったものだと思われます。
今回、無人の空間を一人歩きしてみましたが、やはり孤独は辛いものがあります。
例え仮想空間だったとしても、人との関わりが必要であることはこの時点で再認識いたしました。
誰かと会話して何かアクションをしてみることが、この空間を先に進める次なる一歩となりそうです。
と言うことでCluster公式であるCluster Lobyに行ってみました。
おー、今度はアバターさんたちがいます。
何やら皆さんでお話ししているようです。
なんて、声をかけたらいいんだ…
現実世界では過去に異業種交流会なんかに頻繁に参加していた時期があって、アウェィな空間でもある程度のやりとりはできる人でしたが、ここはまたその感覚とはちょっと違う感覚を覚えます。
うまく言葉にできませんが、
共通の目的の有無のような気がします。
異業種交流会は全く知らない人でも、交流を目的に参加者が集まっており、年代や職業にもある程度の偏りが存在しています。しかし、このメタバース空間内ではそれが存在しません。
リアル上の年齢はバラバラ、目的もバラバラ、活動時間帯もバラバラ、みんな、それぞれの時間を生きています。
これ例えるならば、人が集まる駅前のような場所で友達作りましょうと言っているようなものじゃないか。
ムムムムー。
これが分かっただけでも、今回の収穫とします。
いったいどんなふうに皆さん交流を深めているのでしょうか。
謎は深まるばかりです。
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Top画像:まと。