「写真を撮るように文章を書く」を実際に試して見て。
ここ最近「写真を撮るように文章を書く」をテーマとしています。
以前、その思いに気づいたことを下記の記事に書きました。
きっかけを掴む
「写真を撮るように文章を書く」は気づきではなく感覚が優先されるものだと思っています。この状態をはっきりと言語化することがまだできていません。
今はそれを手探りで探しているところです。
何から始めたら良いかわからなかったので、ひとまず散歩の中で写真を撮りながら、書くための題材探しをしてみようと思ったんです。
しかし、これが中々難しい…。
歩きながら「撮る」題材は見つけられるのに、「書く」題材はなかなか掴めません。
撮るアンテナ感度は写真を生業としていることもあって、かなり高い方ですが、書く方のアンテナと言ったら…
建設中…、しかも土台作りくらい…。
先は長いです。
しかし、先日舞浜で散歩をした際に、あるきっかけを掴むことになります。
写真を撮りながら歩いているうちに、「境界」という言葉が頭の中に自然に浮かび上がってきました。
この時初めて「写真を撮るように文章を書く」ができるかもと思ったんです。
トリガーワード
「キーワードが頭の中に自然に浮かび上がる」
そんな状態を感覚として覚えた僕は、
以前、文章を書く際に苦しんでいた、今日は何を書こうという生みの苦しみ問題に取り組んでいた時のことを思い出しました。
その解決に至った最初のきっかけが
トリガーワードです。
トリガーワードとは
気づきにつながるきっかけになる言葉。例えば本を読んでいる際に気になった言葉や、人と会話をしている中で気づきにつながる言葉になったもの。
このトリガーワードという言葉は僕が勝手にそう呼んでいる言葉です。
当時「文章や会話をきっかけに文章を書きたくなることが多い」ということを肌感覚では持っていましたが、それを言語化することはできていませんでした。
それを突き詰めて考えていったところ、キーワードとなる言葉が存在することに気づいたんですね。それを文章を書くトリガーと考えました。
それでトリガーワード。
のちのち、生みの苦しみ問題をより改善するため「トリガーワード」から「気づき」へとシフトしていったのですが
「境界」という言葉が頭に思い浮かんだことで、改めてトリガーワードが再浮上してきました。
感覚の中にもトリガーワード的なものが存在するとそう思ったんです。
生みの苦しみ問題の時は「言葉との出会い」のようなものでしたが、写真を撮るように文章を書く場合は「言葉が現れる」といった感覚です。
トリガーワードとは微妙に異なる感覚ですが、感覚を掴むきっかけとしては似ているものがあると思っています。
「現れる」はまさに「写真を撮るように」にも近い感覚ですし。
課題はまだこれから
これは感覚の話なので、記事の中にそれが現れるわけではありません。読者の皆さんは読んでもわからないんですね。書いた文章はいつもとなんら変わらない文章なんです。
他の似たような記事と比較しても、その変化は一切感じられないでしょう。
しかし、書き手にとっては大きな変化が起こっています。
問題はこの変化をちゃんと面白い形で提示してあげられるようになること。
「写真を撮るように文章を書く」には
題材を見つけること
それをどう書くか
の2つの大きな課題があります。
題材を見つけるについては一つのきっかけを見つけましたが、書く方についてはまだまだこれからです。
トライアルアンドエラーはまだまだ続きます。
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