09.ウメ・ヴェール
つかれたぁー……。
休み明け、週のド頭月曜日からもうすでに疲れております。別にそんな忙しかった訳でもないんですけどね。だけどぐったりと力尽きている。
先日のnoteで書いていた治療の後、身体の痛みがずーっとあったのですがそれもこの土日で大分和らぎ、今日初めてほとんど痛みがなく過ごせています。楽。痛くもないしだるくもない。楽。だけど疲れてぐったりしているのは、多分これまでの累積なんでしょうね。苦痛の過ぎ去ったこのタイミングで、置き去りにしていた数週間分の疲れがどっときたような気がします。そりゃあ土日の二日間だけじゃ足りないよな……。
今週も無理をしない。休める緩めるを意識して過ごしたい。とりあえず今日溜まったこの疲れを、ふーっと緩められる一杯を。
ウメ・ヴェール。ルピシアの緑茶です。
ルピシアのおたよりについてきた茶葉なのですが、これは比較的最近な気がする。先月分かな?どうだろちょっと記憶うろいな。
紅茶もいいなぁと思ったんですけど、なんとなくアジアのお茶を飲みたくてこれに。最近、疲れたなと思った時は日本茶や中国茶が飲みたくなりがちです。なんかすごく飲んでる時間が癒しだな……って感じる茶葉が多い気がするんですよね。この茶葉はどうかな。
袋を開けると……わ、梅だ!梅の甘酸っぱい良い香りがします。結構甘みが強くて、これはあれだ……梅酒の香りだ……。あまり梅干しを食べ慣れないので梅干し好きな人は梅干しの印象なのかも。私の中だと梅酒がぱっと思い浮かぶ香りでした。淹れた後は……うわ、うわああああ……!!すき……!!緑茶の甘みと青みと梅特有の香りが上品に溶け合った、すごいたおやかな香り……!!雑味や旨味の香りが控えめなので、どこまでも澄み渡った透明感のある香りです。そして梅の甘酸っぱさが可愛い……この香りの香水絶対バズるやろな……では一口。
……おあー……沁みる……優しい味わいが沁みる……。柔らかで澄み渡った緑茶の味わいに、とろりと溶け込んでる梅の甘酸っぱさ……美味しい……美味しすぎる……幸せの液体ではこれ。幸せを液状にしたらこれになるのでは。この生活の虜になっちゃうよLady。すみません話を戻します。決してひたすら甘いタイプの緑茶ではなく、どちらかというとすっきりとした味わいの緑茶。なんですけど渋みも旨味もとても丁寧に整えられていて美しいんですよね。雑味がない。ほぼまったく雑味のない端正な緑茶。それをベースに梅酒を思わせる梅味が、とろ、と一筋溶け込んでいて、その華やかさ甘酸っぱさが緑茶のすっきり感によってたおやかに花開いている……。存在感がしっかりあるんですが華やかというよりは柳のようなたおやかさなんですよ。やば……なんて上品なの……。一口飲む度飲む度に、とろけるような味わいと香りにどっぷりと浸れてしまうお茶です。
こういう体験って日本茶とか中国茶とか、アジアのお茶を飲んだ時に出会う事が多い気がして。前のnoteでも言ってたかもしれませんが、こういう時私は『甘露』という概念を思い出します。この一杯の中にあるひとしずくひとしずくが、すごく贅沢な味わいな気がして、それをゆっくりと味わえてるこのひとときがめちゃくちゃ心と身体を癒していくー……。お茶ってエステだったかもしれねぇ。最高。
美味しかったー……。目論見通り存分に癒されてしまいました。やっぱ疲れた時のアジアのお茶、いいな。自分をほどきたい時にすごく丁度いい香りと味わいな気がする。音楽からも癒しを得るタイプなので、原神の睡眠BGM動画かけながら飲むのが最高に幸せでした。ストレッチもゆるーくやっとこう。おなかもすいてきたので、冷凍庫のナッシュから今日ぴんとくるメニューを選んでのんびり食べましょう。どれ食べようかな。
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