補欠選挙から…雑記
衆議院補欠選挙が東京、島根、長崎の3箇所で告示され各地で舌戦が繰り広げられています。政治資金収支報告書の不記載問題が報道されてから初の国政選挙となり、また国会で政治資金規正法改正に向けた動きもあるなかでの選挙となっているため、政治とカネの問題を中心に物価高騰対策、安全保障などに注目が集まっています。
各選挙区の様子
島根1区
前衆議院議長の細田博之氏の死去に伴う選挙島で自民、立憲の2人が立候補を届け出。今回の補欠では唯一自民党公認候補が立候補し与野党が対決する構図となっている。
錦織 功政(55)新・自民・元中国財務局長
亀井 亜紀子氏(58)元・立憲・党島根県連代表
東京15区
東京・江東区長選挙をめぐる選挙違反事件を受けて柿沢未途前法務副大臣が議員辞職したことにともなうもの。自民党が候補者の擁立を見送り、野党や無所属など過去最多となる9人が立候補。
福永 活也(43)新・諸派・弁護士、冒険家
乙武 洋匡(48)新・無所属・作家、元都教育委員
吉川 里奈(36)新・参政・看護師、保健師
秋元 司(52)元・無所属・元国交副大臣
金澤 結衣(33)新・維新・元菓子メーカー社員根本 良輔(29)新・諸派・政治団体役員
酒井 菜摘(37)新・立民・元区議会議員
飯山 陽(48)新・諸派・大学客員教授
須藤 元気(46)新・無所属・元参議院議員、格闘家
長崎3区
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で立件された衆議院議員が辞職したことによる選挙。自民党が候補者擁立を見送り野党第一党を争う選挙。
山田 勝彦氏(44)元・立憲・元衆議院議員
井上 翔一朗氏(40)新・維新・学習塾経営
各選挙区の情勢や各候補の政策等は細かく見ていませんが、SNS等を見ていると東京15区を中心に選挙妨害を通り越して傷害事件とも言えるような映像が飛び込んできます。選挙でヒートアップする気持ちは分かりますが、民主主義の根幹たる選挙において、意図的な違反行為や妨害行為は避けるべきだと思います。この国の将来を決める大事な補欠選挙なので、禁止行為や妨害行為によることなく公正公平な選挙戦を。
本来なら少子化対策の財源として支援金制度の創設を盛り込んだ子ども・子育て支援法やガソリン補助の期限などについての物価高騰対策等大事なテーマは沢山あるのだけども。
おまけ
政治資金規正法改正の議論が国会内で始まりそうですが、あまりにも酷い選挙ならば公職選挙法改正め議論してみてもよいのではなかろうか。例えば選挙中に軽微な違反でもあった場合は警告から24時間選挙活動を禁止するとか…。相手の粗探しばかりの選挙になりそうだけど、選挙違反を無くすためには良いのかも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?