【映画見た!】③007 ゴールドフィンガー ~シリーズで見る~

先日から始まりました『007を片っ端から見ていこう』3作品目になりました。本日はついに来ましたよ 007ゴールドフィンガー!!

ゴールドフィンガー!というネーミングから知名度は比較的高いんじゃないでしょうか!?あとあれですよね、ゴ~ルドフィンガ~♪ってオープニングの印象は大きいですよね。

内容としてはより往年の007に近いエンタメ度合いがグッと上がった一方、ストーリーは賛否分かれる内容じゃないでしょうか!?
というのも、今回の宿敵となるゴールドフィンガー氏はスペクターでもなく、根っからの悪党という訳でもなく太った悪い富豪という感じ。敵だと分かってからもボンドにカジュアルに接してくれます。自分から手を下す事もしません。序盤ボンドはポーカー、ゴルフとゴールドフィンガーのいかさまを見抜き見事出し抜きます。しかし中盤、ボンドが捕まってしまったところから、後半全くボンドが活躍しません!! これが、ゴールドフィンガーのおもしろでもあるんですけどね

ゴールドフィンガーが仕組むのは「グランド・スラム計画」
このなんとも景気のいい計画は、アメリカ連邦政府が大量の金塊を保管している合衆国の金塊貯蔵庫。そこを狙おうという話なんですが後半ボンドは囚われてしまってるため、ボンドは同伴 事を眺めているうちに全てが終わってしまいます…と、この話は後半

冒頭、ゴールドフィンガーの捜査に手をあげたボンド。
どうやら、ゴールドフィンガーは金の密輸を行っているよう…。ということで、ここでQから今回のボンドカー“アストンマーティン”を支給されます。今回はこのボンドカーが大活躍、煙幕、回転カッター、スリップオイル…そして、助手席のエマージェンシーシート!多彩な武器が搭載されており よっ! これぞボンドカーという活躍を見せます。
敵基地からボンドカーで脱出する時、入った時は笑顔でゲートを開けてくれたおばさんが脱出時にライトマシンガンで反撃され、防弾のボンドカーがボコボコにされます。ここの演出は何やねんこのおばさんwおもろいなと思いましたが、キューブリックか誰かもこのシーンがお好みだとか。

そして、何と言ってもボンドシリーズに残る敵オッドジョッブ!
Nintendo64のゲーム「007ゴールデンアイ」では背が低いからヘッドショットを狙いにくい、しゃがんでチョップしてきたら回避ムズいと、そのプロポーションも相まって話題をかっさらっていきました。ハットは飛ばせないのが残念ですが…。
このハロルド坂田演じるオッドジョッブは怪力で分厚いボディーで敵の物理攻撃も受け付けません。しかも、武器のハットを飛ばして人を殺せます。柄が歯なのか…そうも見えんし、どういう原理で人を殺してるかは謎! ゴールドフィンガー自体は強くないのでよりオッドジョッブの存在は際立っていましたね。

そして、グランドスラム作戦ですが
なんとゴールドフィンガーは合衆国貯蔵庫の金塊を狙うため、まず空中からデルタ9という即死ガスを散布。付近の町民を根こそぎ殺したあとに、貯蔵庫から金を盗み出すのではなく、核爆発を起こす。貯蔵庫の金は放射線に汚染され、ゴールドフィンガーの手元にある金の価格が上昇し利益をえる。という、なんとも大変大規模な作戦だ。毒ガスの空中散布で街中の人殺せるなら他にもっと効率のいい“悪い使い方”あんだろと。

全貌を知った007ですがあいにく囚われの身。
メッセージをCIAに届けようとしますが、残念無念届かず、計画は実行されてしまいます。ガスが散布され街で警備する軍隊がバッタバタ倒れていく姿は中々ショッキングです!いや、もう金塊うんぬんじゃなくてこの時点で作戦失敗しとるやん!貯蔵庫内に入り核爆弾を設置、作戦を知りながら長々と生かしてしまっていたボンドをようやく殺す気になったのかそれにくくりつけます。

すると、先程まで倒れていた軍隊がムクッと立ち上がり、それいけーーー!ゴールドフィンガーの舞台に反撃。ボンドはなんとか手錠をときますが、混乱のさなか閉じ込められたオッドジョッブと一騎打ち。なんとか倒す事に成功します。しかし、まだ危機はさっておりません核爆弾の起爆装置がチクタク作動しておりました。中をこじ開けどの配線を切るか迷ってるてるところで、CIAが来てボタンをポチッ!あと7秒(007)というところで爆弾は停止してめでたしめでたし。なぜ死んだはずの軍隊が生き帰ったのか!?実はただの死んだふりをしていて、どうやら毒ガスは心変わりしたパイロットが無害なものにして、CIAにも連絡していたとのこと。ならもっと早く助けに来いよ!そして、

ボンド何もしてねーー!爆弾停止すらしてねーー!

とまぁ、っても変則できな話でありましたが…他の映画の3作目を考えるとかなり攻めてストーリーだったと思います。また、ボンドカーやアクション部分の演出が時間と予算をかけまたぐっとエンターテイメント性が上がっておりました。という事で次回サンダーボール作戦でお会いしましょう!



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