【シリーズで見よう007】第11作目 007ムーンレイカー
11作目はボンド宇宙へ行く!でお馴染みムーンレイカー
前年にスターウォーズ、未知との遭遇のヒットで世界的なSFブームが到来。そのムーブメントを受けてついにボンドも活躍の場を宇宙に広げる!って、やり方が分かりやすくて草生えるのだが…
<あらすじ>
アメリカからイギリスへと空輸中だったスペースシャトルが何者かによって盗まれてしまう。ボンドはさっそくシャトルの製造者ヒューゴ・ドラックスを訪ねるべきカルフォルニアへと飛ぶ。ドラックスの書斎へ忍び込んだボンドはヴェネツィアのガラス工房で何か行われてる事を発見。実はとある神経ガス兵器を開発されていた。それが、リオデジャネイロに送られてる事が分かったボンドだったが彼の基地潜入時に捕まり、ドラックスの宇宙を舞台にした壮大な計画を知るのです!はたしてボンドは地球の危機を救えるのか!
<感想>
「やはり、今回の舞台は宇宙!」
それを期待してみると中々ボンドは宇宙へは行ってくれません。まぁ、そりゃそうですが、序盤から中盤とカルフォルニア、ヴェネツィア、リオデジャネイロと結構地に足付けた捜査が続きます。
しかし、今回も強キャラの中ボス達が楽しませてくれます。
まず謎の日本人。ドラックスの用心棒のヒゲ生やした、背の小さな日本人です。ボンドがガラス工房に潜入した際、剣道の服装で待ち構え、竹刀で攻撃してきます。格好も目立つし、殺傷力のない竹刀はどないやねん!と思ったらあっけなく倒されます。で、次に雇ったのが前作私が愛したスパイでも大活躍のジョーズです!
前回、海洋要塞の爆破に巻き込まれたジョーズでしたが生きておりました!
ペッパー保安官再登場並にテンションが上がります!
リオのカーニバルの着ぐるみを着てるジョーズ、人込みに流されてボンドを追えないジョーズ…かわいい。そして、今回ジョーズは何と
恋をします!
ケーブルカーでボンドと激闘を繰り広げるジョーズですが、その後助けてくれた何とも言えない風貌の女性と恋をします。ボンドガールではなくジョーズガール登場です。
とは言え、早く宇宙が見たい!
ようやくボンドはブラジルの基地に潜入します。そこではスタッフが美男美女のみ。各国からムーンレイカーが発射さていました。全貌を探るべくムーンレイカーに乗り込むボンドですが積み荷を確認すると…もんもんとしているカップルがたくさん。シャトル内で今にもおっぱじめそうな雰囲気です
宇宙基地に到着したボンドでしたが、やはりあっけなく捕まってしまいます。そして、あっけなく敵も計画を話してくれます。
宇宙基地より神経ガスの兵器を世界に透過、地球の人間を全員殺します。
そして、連れてきたモンモンとしてるカップル達によって、あらたな人類を作り上げようというのです!
計画壮大!
こいつはサノスより悪いやっちゃですよ。サノスでも人口の50%でしたからね。しかし、完璧主義者のこの敵は規格に沿った人の子孫のみで作り上げると言ったもんで、完全規格外のジョーズは怒り出します。
そこに、米軍率いる攻撃舞台が到着!
他では見た事ない宇宙での銃撃戦が開始します。ここはすごいですよw!
宇宙空間にほっぽり出された部隊がレーザー光線で撃ちあいします。青いビームがヒュンヒュンと飛びかいまるでスターウォーズw!基地内でも銃撃戦が始まります。
無重力の動きは基本演者のスロー演技!
演者がゆっくり動いて無重力を再現しますw。
ちょっと笑っちゃうのですが、それっぽく見えてくるもんです。
最後はムーンレイカーに乗り込み、神経ガスをばらまくためのポッドを破壊しに行くのですが、ムーンレイカーが発射されません。基地が爆発していく中肩を寄せ合うジョーズとその恋人を見つけ、発射を手伝ってもらいます。バンバンと爆発していく基地に残されたジョーズと恋人を見てボンドが一言。
「きっと、助かる」
と、超無責任な事言います。
さすがにジョーズでも宇宙空間じゃ無理だろ!!
ムーンレイカーのレーザー光線で神経ガスのポッドを狙うボンドでしたが、自動照準では当たりません。手動に切り替え見事破壊…ボンドにフォースはあったのでしょうか…手動でも何回か外してたけどね。
と、今回のボンド宇宙へ行く
は中々楽しませてもらいました。宇宙部分が取りだたされて、割とバカにされやすいムーンレイカー。バカじゃないかと言えば、バカですがwそれなりにおもしろかったです、いろんな意味で。途中、秘密の部屋に入るための暗唱キーの音が未知との遭遇のピーパーパーポプー♪って音だったりとダサい事もやってますが、愛嬌という感じです。
そして、最後地上部隊に無線が入ります。
地上に宇宙基地の一部が墜落した。中に大男と女の生存を確認しましたと、