マティフラット

守備範囲広めのマルチ活動屋。執筆、音楽を中心にいくつかのユニットに参加。2011年ころ…

マティフラット

守備範囲広めのマルチ活動屋。執筆、音楽を中心にいくつかのユニットに参加。2011年ころを境に、自身の精神不調を自覚し、2014年、自身のSNSを通して社会人中退を宣言。数年の沈黙期間を経て、ジワリジワリ表舞台に復帰するが、そのメッセージは思想家としての色が濃い。

マガジン

  • 万事意見書-バンジイケンショ-

    実社会でのあらゆるものとの遭遇の中で、思い、思考した、ことの履歴。

  • メンタルジャーニー文学(公バージョン)

    狭すぎるターゲットむけた、不定期更新、マニアック文学の連載。重度の鬱経験の中での思考の履歴をもとにつづるショートストーリー群。

  • ふと思う、コラム(突発的)

    日々の生活の中で、突発的に思ったり、考えたりしたこと、これらを、ろくに熟考することもなく、勢いそのまま放つオーガニックな言葉集。

  • ショート

    ショートストーリー集ノンジャンル。

  • 日常コラム

    書くことが好きすぎて、 書くほどでもないことでも書きたいわけで。 ノンジャンル ノンフィクション ノンガマン そういう日常コラム

最近の記事

コンベックス、ゼロの位置について(シンプル思考)

大切なことなんて言い出せばきりがねえよな。 あいつもこいつもどれもこれも。 要は軸の問題だよな。 それは自分の一貫性の様なもの。 そいつが決まればその時々において大切なものを選び出せるよな。 ならば俺の大切なものを選ぶ軸、唯一の一貫性があるとすれば、経緯から見たときの関わりの深さだよな。 簡潔に言い換えればそれは、自分との距離だよな。 もらっものは返す。 それくらいのことだよな。 身近なものから順に。 最終現地点でそれが俺のスケールよ。 狭くてしょーもないが、

    • 適正世迷言_01

      かつて定期的に訪れていた世迷言、要はそれは単に人生における諸事迷いや悩みの類のアソートなのだけど、先の鬱からの復活でもってそれらとは完全に決別したかと思えていたのだけど、どういうわけか、例えば今の会社の設立七年目を迎えた今となって、なんとも怪しい波長の乱れを無視できない夜をごまかせない様です。年の功が奏して出どころを見失う程の思考コンプレックスに陥りはしないものの、心当たりのある範囲で、約七年前にこの身に深く刻んだはずの生きる道標とは違う、いわばトラップに陥りがちな近頃を時に

      • 暴露 鹿エスケープ

        酔ったついでに、しょうもないけど認めたくない事実を暴露しとく。 四日市で飲んだあと、終電で帰ることを俺はあまりしないわけだけど、その理由は多くの場合、「朝まで飲みたい」とか、「終電がある時間なんかに変えるかよ!」なんて威勢のいい感じのものではないんだ。 まわりにはそう思い込ませているがね。 本当の理由はさ、 駅から自宅への帰り道が怖いからなんだ。 貞子さんが出てきそうな、井戸みたいなやつがあるし、 空き家がつらなっているし、 そもそも真っ暗さ。 時に鹿が歩いてる。

        • ムヒは進化、変わらない私

          時期にもよりますが、仕事中とされる多くの時間をデスクトップに向かって過ごす私にとって、庭の草むしりは労働ではなく息抜きなのです。梅雨から本格的な夏へと移り変わるこの季節、雑草の成長はすさまじく一雨ごとに景色を変えるほどですが、ほんの5分だけと、肌を覆うこともなくぬるり作業に入ってしまえば、もう無心でその範囲を広げてしまうのは毎年のことであります。無心の草むしりは精神安定にすこぶる貢献します。たった一つの問題は、除草範囲にともなって広がる虫刺され被害であります。蚊による捨て身の

        コンベックス、ゼロの位置について(シンプル思考)

        マガジン

        • ふと思う、コラム(突発的)
          8本
        • メンタルジャーニー文学(公バージョン)
          15本
        • 万事意見書-バンジイケンショ-
          15本
        • 日常コラム
          14本
        • ショート
          4本
        • おらが村の小さな行政のはなし(三重郡菰野町)
          2本

        記事

          潮目の上の解(一旦)

            今すぐにでもこの世のどこかにポッカリ空いた穴ぼこをみつけなければ大変だ。それはまぶたの裏にはじまる意識の先に見つけるのでもいいし、おでこと下腹部に均等に気を集めて飽和に向かう感触の先にというのもいい。時期はすでに臨界に近く一旦の選別は完了しているから実態は一旦確定している。迷いの中であればそれが実態だ。各自の実態の中で穴ぼこをできる限りあっさり見つけ、それでも決して深く入り込んではならない。開口部に立つ者誰もがすでに好奇心で災いを食らう段階にないのは真としても、介入の深度

          潮目の上の解(一旦)

          ゲノム編集食材に関するボヤキ

           専門家でもないのに余計なことを言いすぎているせいか、質問やら相談を受けることがある。そういう時はいつも、個人的な意見としてお伝えするようにしている。最近は農業経済関連の著名な先生の情報発信のお手伝いをさせていただいているからか、食料に関する話が多い。ただ後にも書くが、残念ながら私は何かの専門家ではない。一般市民として多くの専門家の方々の意見を参考にしながら自分なりの考えを持っているだけの話で、何かしら相談を持ち掛けられても、最終的には情報源を共有し語り合うことしかできない。

          ゲノム編集食材に関するボヤキ

          菰野町町長選後の思考整理を兼ねた意見書

          選挙戦はタフ、両陣営よく戦った。とりえあず酒。 勝敗はともかく、冷静に分析すれば明日が見えようぞ。 先回(上)と今回(今回)結果比較 現状半数の町民しか興味を持たなかった。 ある程度わかっている中での戦略もある。 一概に善悪も言えない。議論も不十分。 いずれにせよ、眠れる半数が長期的な未来を決める鍵となる。今の国やら世界を眺めて、眠っている場合ではないぞ、と思う大人が隣人と寄合い考える。それが大切。 庶民の社会への当事者意識が高い社会では、中途半端な言論は役に立たない

          菰野町町長選後の思考整理を兼ねた意見書

          三重県菰野町、町長選挙への個人意見

           争点がないといわれているらしいこの選挙、現職柴田町長は、「以前の、一部の人達だけが得をするような体制に戻すのか、時間がかかっても、そこに住む町民のためのフラットな町政に変えていくのか、単純明快な争点がある」と出陣式で語った。  住民にポスティングされたチラシで政策を比較するとほぼ一致。デザイン以外の違いがあまりない。これは別に今回に限らず、国政などその他選挙においても同じ。おもてに出てくる言葉に大した意味はない。結局のところ政府与党からくる大きな流れに乗っかるのか、既存体

          三重県菰野町、町長選挙への個人意見

          見極めについての覚書き

           個人的な役割、それは組織の中での立ち位置や役職のようなものではなく、例えばチーム案件での担当分野の様なこと、自身のそういうものについて考えを巡らし、一旦一つの結論にいたりました。  ビジネスにおいては若い時分から企画や営業、ディレクションといったフロント寄りの役割を主に担ってきた経緯もあり、誰かに任せようと思ってはいても、ついつい経験が邪魔をしてとやかく関与してしまう傾向が抜けません。現在のスタイルで仕事をはじめてあっという間に5年近い歳月が過ぎましたが、いよいよこの問題

          見極めについての覚書き

          逆時系列になれどしょせん記号であることを考慮し意識先導にする場合の記述

          明瞭伝達試み破れ高揚中につき選眼鈍感との考察これもまたおおいに的外れて降りて鎮静やはり口数減退の段に消耗を知る。質量やはり保存の中にとどまり消耗は感覚履歴を下回らず覚醒微減、その分平穏多少残とみるところ絶対量の増幅はそうとしても回は零。意識標高は高さで言えば下降も認識そこになし、故にそこにも見えたし零、がこちら周囲に要素過度に細かく把握に至らず要するにだいたい零。微細全体量無いにほぼ等しくこちらもやはり回はしっかり零。 このことから推測するに、多様性とは沢山の種も回は零。絶

          逆時系列になれどしょせん記号であることを考慮し意識先導にする場合の記述

          みえましたことのきじゅつ

          くらましねぐらしひっぽくらしでもくらなりにそのひくらし、あのねといえばそのねっこつかみそこねひきずるが、たてながくもよこみじかし、がしかしかずおおし。 そういうことに気づきました

          みえましたことのきじゅつ

          ローカル線

          脳も心も忙しこの頃に、なぜか多忙の極み、お酒ともなう席で社員さんとその家族と出会い、事業上の成果なんかへの興味は薄れてしまう。 ローカル線わずか3駅、山中自宅に戻れば、息子に母がたずねる、「明日体育あるの?」 成功やら幸せやら問題だらけの社会やら、俺だって本来どうでもいいよ。 息子の明日の時間割り。 体育の授業に体操服は必要だ。 オスはいつも先の未来を騒ぎ理屈っぽい。 まだ見ぬ未来の想像に理屈は役に立つ。 母はいつも男どもの明日を思う。 おかげで男児は皆マザコンだ。

          どうせ煙にまかれる程度のはなし

          写真撮影 Asato photo  これはちょっとした試算だが、仮に私(=阿呆)が一ヶ月に吸うタバコの量を平均して29箱(580本)だとして、値上げ前の令和3年8月末現在のアメリカン・スピリットの価格570円/箱で試算した場合、月間、阿呆の喫煙に消える単純コストは月間16,530円。これに付随する、例えば煙のお供に小便へと流れ出る余剰水分が仮に(あくまで仮に)タバコ3本あたり185ml、要は昔ながらの缶コーヒー一本だとした場合、大手流通のOEMなんかで安く見積もって30円/

          どうせ煙にまかれる程度のはなし

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          タフな今を過ごすブラザーへ

          今はタフな時期を過ごしている友人ジョモティ。2019のサピエンス寄り合いでかましたあの時間。 離れたところから思いを馳せるしかない俺だけど、あいつが帰ってくる時のために、入口を開けておかねばならぬ。 届けVIBES! 生きろbrother!!

          タフな今を過ごすブラザーへ

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          無題

          決して野生動物に育てられたわけではないが、大人になるにつれて気づいたことの一つは、随分野性の強い親父に育てられたということです。都会生活も多少は経験したが、結局山が落ち着く。 周囲のふところは深く、都会で建坪せいぜい50未満程度のノリで野営場付き住宅に住める、そんな選択を許容され、メイン酒場は庭で焚き火スタイル。 ありがたや、ありがたや。 大げさにいえば焚火と共に生きた人生、控えめに言えば、コン詰める度に火になぐさめられてきた。こいつと共に思考をこらしたり、企んだり、思