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朝の10分プログラミング(9日目、2024年6月13日)解説

本日の課題、おつかれさまでした。

バグへの対処はできたでしょうか。

解説

解説といってもエラーメッセージをみてそれに対処するだけなのですが…

bug_test1

zip ファイルを解凍して、bug_test1.pde ファイルをダブルクリックすると、スケッチ「bug_test1」の開発環境ウィンドウが立ち上がるので、そのまま実行ボタン(左上の ▶ ボタン)を押してみます。

図1 スケッチ「bug_test1」の実行結果

図1のように、メッセージエリア(赤い部分)とコンソールに『"";" がありません" でエラー』とエラーメッセージが表示されています。確かに、circle 関数の右端に「;」がありません。ですので、circle 関数の右端に「;」を付けて再度実行すると正しい結果が得られるようになります。

bug_test2

zip ファイルを解凍して、bug_test2.pde ファイルをダブルクリックすると、スケッチ「bug_test2」の開発環境ウィンドウが立ち上がるので、そのまま実行ボタンを押してみます。

図2 スケッチ「bug_test2」の実行結果

図2のように、メッセージエリア(赤い部分)とコンソールに『The function cricle(float, float, float) does not exist.』とエラーメッセージが表示されています。確かに、「circle」であるところを「cricle」と間違って書いています。ですので、「cricle」の部分を「circle」と正しい名前に書き直すことで正しい結果が得られるようになります。

bug_test3

zip ファイルを解凍して、bug_test3.pde ファイルをダブルクリックすると、スケッチ「bug_test3」の開発環境ウィンドウが立ち上がるので、そのまま実行ボタンを押してみます。

図3 スケッチ「bug_test3」の実行結果

図3のように、メッセージエリア(赤い部分)とコンソールに『The method circle(float, float, float) in the type PApplet is not applicable for the arguments (float, float, float, float)』とエラーメッセージが表示されています。つまり、『circle 関数は引数が3つの float 型の値が入るはずなのに、4つの float 型の値が入っていますよ』と言っているわけですね。ですので、circle 関数の間違った4つ目の引数「200.0」を削除することで正しい結果が得られるようになります。

なお、バグへの対処については、記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「1-5 バグへの対処」』に解説していますので、そちらも一度目を通してもらえたらと思います。

明日は2つの円を描くプログラムを作成してもらおうと思います。

明日もよろしくお願いします。

MK’s papa

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