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高校数学10分プログラミング(数学Ⅰ編 3.データの分析)1日目「データの平均値を求める」解説

マガジンリスト > 数学Ⅰ編 3.データの分析 > 1日目 解説

本日の課題、おつかれさまでした。

データの平均値を求めるプログラムを作成することができたでしょうか。

解答例

データの平均値を求めるプログラムはソースコード2のようになります。

// データの平均値を計算する
void setup(){

  // データ
  int data_num = 20; // データ数
  float[] data = {3,4,9,7,6,10,5,5,7,9,6,8,1,5,7,10,8,6,3,7}; // データ

  // 平均値
  float mean = calcmeanvalue(data_num, data);
  println(mean);  
}

// 平均値を計算する関数
float calcmeanvalue(
  int data_num, // データ数
  float[] data // データの配列
){
  float sum = 0.0; 
  for(int i=0; i<data_num; i++){
    sum += data[i];
  }
  return sum / data_num;
}

ソースコード2 データの平均値を求めるプログラム(完成版)

開発環境ウィンドウを開いて(スケッチ名を「calcMeanValue」としています)、ソースコード2をそのテキストエディタ部分に記述して、実行してみると、コンソールに

6.3

と出力されます(図1)。

図1 データの平均値がコンソールに出力される


結果の確認

この平均値の結果が正しいことは、手計算で計算したものと一致するかで確認することができますので、確かめてみてください。


なお、データの平均値については、記事『高校数学をプログラミングで解く(数学I編)「3-1 データの整理、データの代表値」』でも解説していますので、そちらもご覧ください。


本日は以上です。
明日は、データをソートするプログラムについて考えていきたいと思います。

明日もよろしくお願いします。

※今回の課題とその解答例について質問や疑問がある方は、本記事の下部にあるコメント欄からお願いします。

MK’s papa

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