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「自分の方が賢い」と信じて受けた共テの話

自己紹介

僕は大阪大学で学生をしている。普段はTwitter(@Mathmeganekun)で自由に発言させてもらっている。
明日から共通テストということで共テ関連の話を書く。
ヘッダーは僕の共テ得点。

色塗りゲーム

あれで3年間の努力が決まると思うと恐ろしい。
自分の学力が試されている感じがして2次試験の方が好きだった。
英語なんてウォーリーを探せじゃないか。
あんなの文法を知らなくても単語だけで点が取れる。
そんなのに人生を賭けているのが馬鹿らしい。

共テ本番

模試よりは楽だった。
共テ模試の1日に無理矢理詰め込んだ感。
80分間解いて、10分休憩して、また80分間解く、みたいな。
2日に分けてほしいけど模試で土日が消えるのも勿体無い。
それに比べて本番は2日でやるから楽。
科目と科目の間に1時間以上ある休憩。
お気に入りのプレイリストずっと聞いていた。
休憩時間に友達と話すよりYouTubeを見てゆっくりする方が好きだった。

ルーティン

僕なりのルーティンの話を書く。
水筒とは別でカルピスを持っていく。
昼食はローソンの長いデニッシュパン。
試験の時は絶対にこのセット。
カルピスは後味が嫌いだから飲んだ後は水で流す。
パンを選ぶのがめんどくさかった。
だから絶対に美味しいと確定しているものを選ぶ。
靴はサンダル。
共テも私立も阪大も全部。
靴も靴下も嫌い。
足が縛られている感じがする。
足が暖かくなって寝てしまう。
別に恥じらいはない。

共テ本番2

隣の人が大問丸ごと空白だった。
「空白にしなくても僕に負けるのに」と思った。
「絶対に勝つ」と信じて挑んだ。
そこに理屈など必要ない。
確信のないプライドを持って挑めば良い。
僕の後ろの席は校内で賢いと言われている人だった。
それでも勝てる気がした。
最初は緊張するかもしれない。
緊張なんて友達と話せば消える。
他の受験生を恐れる必要もない。
「どうせ自分の方が賢い」と思えば良い。
試験会場に入った時、僕は「この中で一番賢いな」と信じた。
確信はないけどそれで良い。
心配になってもメリットなんてないのだから。

苦手科目

国語が苦手だった。
高校受験の時から苦手だった。
共テ国語も苦手だった。
120点以上取れたことがない。
自分の中では200点満点なのに。
古典単語を覚えても点数は上がらなかった。
現代文も点が低かった。
本番、僕は114点だった。

逆張り

僕の高校の理系は地理で固定されていた。
僕は地理が苦手だった。
地理の授業がつまらなかった。
高校の授業を真面目に受けたことがない。
常に内職をしていた。
地理ではなく倫政を勉強した。
倫政は好きだった。
独学で仕上げ、模試で80点を取れるぐらいまでになった。
迎えた本番、55点しか取れなかった。
難化した。
平均点すら切った。
だから共通テストは嫌いだ。

模試

最後の模試は総合で600点しか取れなかった。
共テ本番、694点取れた。
なぜか模試より本番のほうが簡単に感じた。
自己採点が終わった瞬間に阪大に合格すると確信した。
他の受験生なんかに負けるはずがないと確信した。
根拠なんてない。
だがそれで良い。
そんなのが僕を励ましたのだから。


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