ロマンティック数学ナイト公式ガイドブックが発売になって思うこと
ロマンティック数学ナイトの書籍が発売になりました
2016年4月に始まった、ロマンティック数学ナイトがいよいよ書籍化となりました。
書籍の最初の方に、「なぜこの”ロマンティック数学ナイト”を始めたのか」を書かせて頂きましたが、この試みが一つの形となったことに、まず皆様に心より感謝いたします。(参考:ロマンティック数学ナイト)
今回の書籍を作成するにあたって、18名のロマンティストの皆さまに素敵なプレゼンを文章化していただきました。そして、KADOKAWAの丸岡様、他関係者の皆様に改めて感謝いたします。
あとがきにも書いておりますが、ロマンティック数学ナイトを開催・継続するに、多大な苦労がありました。その中でこういった書籍化されるというのも感慨深いものがあります。今まで支えていただいた皆様のおかげで、本当に想いが繋がっている感じがして、あたたかな気持ちにななります。
そして、作っている最中から、「なんてこの本は面白いんだ・・・」と一人でつぶやいており、ここまでポップに楽しめる数学本はなかったのではないでしょうか。
数学の表面的な楽しさ。エンターティメントで固めたαの章から、中盤の深く見える数学の世界、βの章。そして、さらなる数学の可能性を追求するγの章。どれも味わい深く、ふとした瞬間に何度読んでも面白い。そして、数学を学び始めると定義を知るだけで長く感じてしまうような、すぐにあきらめてしまうこともないし、ゆるい気持ちで高度な難しい数学とも向き合うことができる珍しい書籍だと思っております。
このWEBをご覧いただいている「算数を学び直したい」と思っている方は「αの章」なら全部楽しめると思いますし、βの章、γの章の文章も半分以上は読めるとは思います。数学が苦手でも意外と読めてしまうのもこの本の良いところです。
ぜひ手にとっていただきその面白さを肌で感じていただけたらと思っております。
そういえば、名前を書いてなかった
書籍を出して思いましたが、amazonの販売ページのどこにも私の名前がないのですよね。元々表に出なくてもよいのですが、ページ数としては私が一番書いているのですが(笑)
ちょっとだけ残念に思いました(笑)
参考:「ロマンティック数学ナイト」オフィシャルブック発売記念イベント ~内なる数学を解き放て~
ぜひお楽しみいただけたら何よりです。
<文/堀口智之>
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