Vol.57 目標をたてること
2025年の目標に何をすえていこうか
だいたい目標というのは新年にしかたててはいけないものだろうか
いや
違う
この感覚は、ほんとここ何年間かでやっと学んだことだ
5,6年前までの自分
基本的に目標なんてものをたてて過ごしてきたことがなかった
とにかく
目の前の子どもたちとともに次年度へ
そればかりだった
こう書くととても聞こえがいいが
そんないいものではない
自分の仕事をひたすら行ってきただけだ
ひたすらやることにも意味はあるだろう
そういたひたむきに真面目な人間も必要であると信じている
けれどもその生活は圧倒的に効率は悪い
何をクリアしていくことで次の段階にいくのか
今の自分の学級、教科、生活での指導は筋の通ったものになっているのか
ひたむきなゆえに目線が下がりがちで
どこへ向かっているのか見失ってしまうことがある
いや、もはやゴールすら見失っていたのかもしれない
例えるならば箱根駅伝
箱根のほうにゴールがあるのは知ってるが
そこに向かえているのかわからない
けれど、とりあえずコースはある感じだから走っている選手(先生)
最悪なのは
襷をつながれているほうも
つないでいるほうも
車から声出しをしている監督までもがこのコースでいいのかわかっていないときだ
でも正常バイアスはかかり続ける
そして
頑張って走っているからいいだろう
そういう学校って実は少ないないかもしれない
目標の整理の仕方
ここ5,6年で目標をもって一つずつクリアの段階を可視化するようにこころがけてきた
手だてとしてはGoogleKeepをよく活用していた
Googleドキュメントとも連携して、Geminiでまとめてもらうことも可能だ
最近、ちょっとずつ目標の姿が見えてきて
そこに向かうためのカード(資格や実績等)をそろえられるようになってきた
今年はいよいよ40歳
目標なんてものは都度都度変わるわけだし
なんなら新年をまたいでいるのが普通だろう
目標も自分の年代や立場でも変わるし
短期だったり、長期だったり
軽重もあるだろう
そのときの自分に必要な目標をそのときたてられるように
今年は
地力をあげるだけの目標ではなく
もっと大きな視野で目標を考えていこう
教育って素敵だな
そうなるように