MBJ社内ツアーpart.1 〜メーカー、デザイナーの皆様へ新たな発見を届けたい〜
こんにちは!Material Bank® Japanです。
このnoteでは、Material Bank® Japanが、どのような熱量で何を実現しようとしているのか、またそれに携わる人をご紹介していきます。建築・インテリア・建材業界の方はもちろん、ビジネスモデルや事業構築に関心のある方にも、ぜひお読みいただけたら嬉しいです!
前回の記事「デザインする人と素材とを結びつける テクノロジーインフラをつくる。はじめまして、Material Bank® Japanです。」では、昨年7月21日に開催した「Material Bank® Japan アンバサダーDAY」の開催の様子についてお届けしました。
アンバサダーDAYで、デザイナーの方々が抱く課題感や期待を聞き、その後もデザイナーの方々へのヒアリングを重ねていく中で、それぞれのグループがよりユーザー視点で事業に邁進しています。
本記事では、社内の各メンバーがどのような想いを持って連携しているかを、数回にわたってお届けしていきます!第1回目となる今回は、建材メーカー様と日々接しているBrand Partner&Serviceグループの取組みや想いについてお伝えします!
Brand Partner&Servicesグループの取組みと想い
日頃、建材・家具メーカー様と接しているBrand Partner&Servicesグループ。建材、デザイン業界出身のメンバーもいれば、異業種から参画したメンバーもいて、個性もこだわりも様々です。共通しているのは、その「熱さ」。
まずは、メーカー様への最初のご提案を担当している太田・津本に話を聞いていきます。
──Brand Partner&Servicesグループは、建材メーカーの方々にサービス提案をする役割ですよね。どのようなミッションで進めているのでしょうか。
太田:私たちのミッションは、建材メーカー様の建材の素晴らしさを、より多くの方へ伝えること。そして、デザイナーの方々に魅力的なサンプルBOXをお届けすることです。そのために、建材メーカー様の情報収集からご提案資料の作成、ご提案まで一貫して担当します。
津本:そのために、メーカーの担当者様とお話するのはもちろん、設計の方々にも学ばせていただいたり、建築・建材関連の展示会に行って担当者様とお話ししたりします。どんな出会いも刺激的で、期待の声をいただくたびに、もっと頑張りたいと思いますね。
太田:そうですね。昨年自社で開催したアンバサダーDAYでは、デザイナーの皆さんの生の声を聞けたことがよかったですね。『Material Bank® Japanサービスの、どこに価値を感じるか』がそれぞれに違い、学びが多かったです。
津本:求めているものに正解はない、って感じましたね。『期待してるよ』と、声をかけていただいたことが嬉しかったです。
──期待に応えたいという気持ちがさらに強まりますね。建材メーカーは全国にありますが、どのような流れでご提案に至っているのでしょうか?
津本:新しい建材メーカー様との出逢いを作り、ご提案する役割ですので、そのためにデザイナーの方々との打ち合わせにも参加しています。そこで、どのような建材メーカー様の建材を求めているのかヒアリングし、その後ご提案資料を作成して、問い合わせという流れです。
太田:地域のメーカー様へ訪問することもあります。地域へ足を運ぶと、工場や工房の中を快くご案内いただいて、商材や原料を見せていただけます。事前情報があっても、実際に実物を目にすると感動が違いますね。“この商材の素晴らしさをどうやって伝えるべきか” 真剣に考えるきっかけになり、モチベーションにも繋がります。また、地方の伝統工芸を活かした建材がこんなにも多いのだと実感しますね。そういった技術も伝えていきたいです。
津本:建材メーカー様から、デザイナー様をご紹介いただくことも多いですね。Material Bank® Japanに期待していただいているということなので、本当に有難いことです。
──応援していただいていると感じて、とても嬉しいですね。期待の声が、やりがいにも繋がっているのでしょうか?
津本:まさにそうですね。入社して間もない頃、とある建材メーカー様とお話しした際に、『私たちも業界の仕組みを変えていきたいんだ。一緒に変えていこう』と言われ、感動しましたね。同じ想いを持っている建材メーカー様がいる、そう思うと使命感に奮い立ちました。
太田:私は以前、女性のデザイナー様にインタビューをした際に、『デザイナーの業務はすごく忙しくて、残業が多い。子供が生まれると多く働くことができなくなる。Material Bank® Japanがあれば、前線のトップデザイナーであることと、母であることが両立できる』という声をいただきました。実は私、過去に妊婦さん向けのサービスに携わっていたので、『女性の働き方をより良くする』ことが自分の大切にしたいテーマの一つだったんです。過去の自分の想いと繋がったようで、感動を覚えました。
──デザイナー、メーカーの皆様からのお声が、モチベーションになっているのですね。日々、改善の連続だと思いますが、今後チャレンジしたいことなどありますか?
太田:もっと深く建材メーカー様、デザイナー様の考えていること、課題感を知ることですね。Material Bank® Japanのサービスをご利用いただくことは大変有難いですが、それだけでは不十分で。メーカー様へ商品の注文が入らなければ、本当の意味での成果にはならないため、Material Bank® Japanを使って、どのように受注まで繋げるのか、より良いご提案できるようになりたいです。
津本:同感です。私が入社したきっかけが、『小さい規模の建材メーカー様でも、素晴らしいところがたくさんある。もっと前面に押し出したい』『案件受注に繋がるようにしたい』という強い想いだったんです。相手にとってプラスになることは、良い点も苦い点も、腹割って意見交換して、ご提案していきたいですね。
──信頼関係を築くことが何より大切ですね。パートナーシップ締結後は、どのような流れになっているのでしょうか?
ここからは、メーカー様のサポートを主に担当している、皆見・二瓶に話を聞いていきます。
皆見:私たちは、建材メーカー様の情報を引き継いで、Material Bank® Japanのサービス、価値を発揮できるように、伴走していく役割を担っています。具体的には、サービス開始のための準備、サービスの操作説明、建材サンプル情報のヒアリング、ブランドページの整備など、多岐に亘ります。
二瓶:正確な情報をキャッチし、迅速に対応していくことを心懸けています。社内でも最も連携の多いグループといっても良いかもしれません。
──多方面に気を配ることが求められる仕事だと思います。日々の業務の中で、やりがいを感じる部分はありますか?
皆見:建材メーカー様の大成功を目指しているため、『Material Bank® Japanがあることで建材メーカー様のお役にたてていると実感できた時』ですね。掲載情報を増やすのは、表面的なこと。掲載を通じて、デザイナー様へご提案した結果、建材メーカー様の業績に貢献できることが目標です。そのためには、まだまだこれから頑張らねばという思いです。
二瓶:実際、掲載によって、デザイナー様への営業の工数が大幅に効率化されている、という声もいただきます。サンプルが手元に届いていると、その先のやりとりがスムーズだと。こういった声は嬉しいですね。
皆見:Material Bank® Japanはサービスが立ち上ってまだ間もないこともあるのですが、どこにも正解がないんですよね。100人の建材メーカー様がいらっしゃれば、求めていることも100通りある。どのようなご提案がフィットするか、グループで話し合って考え抜きます。
二瓶:そこが難しくも、面白いところです。私も皆見さんも、入社当時建材業界のことは全くの未経験で。だからこそ、常に学んでいこうと思えます。私たち二人とも人が好きなので、建材メーカー様、デザイナー様とお話しするのがとても楽しく、有難く感じています。
──建材業界はお二人とも未経験ということですが、これまでの経験が活きていると感じることはありますか?
二瓶:私の祖父と父が一級建築士で、今の実家は父が建てたものなんです。これまで建築についてあまり深い関心はなかったのですが、Material Bank® Japanに入社すると決まった時、父がとても喜んでくれて。何より、『すごいサービスじゃないか。ぜひ使ってみたい』と言ってくれたことが嬉しかったですね。
皆見:私は前職、国際物流の仕事や、物流システムのセールスなどを行っていたのですが、建材メーカー様の大切な商品がお客様の元へ届く、その過程の大切さを痛感したんです。出庫、入庫、バーコードの情報、全てに命が宿ると。物流に関しての質問をいただくこともあり、お役に立てていると感じる時は嬉しいです。
──情熱的ですね!今後、さらに学びたいこと、チャレンジしたいことなどありますか?
二瓶:これまでも、素敵な空間には関心があったのですが、『なぜ素敵なのか、なぜ良いのか』を言語化できなかったんです。それができるのが建築・設計・インテリア業界の方々。建材メーカー様と会話する中で、建材の種類を教えてもらい、実際に街中で見ると、多くの発見があります。視点のバリュエーションと深さを磨いていきたいです。
皆見:休日に二瓶さんとショールーム見学に行くこともあります。仕事の一環としてだけでなく、空間デザインへの関心が格段に増していますね。また、私は最初のキャリアが国際物流だったのですが、日本の建材メーカー様が、海外の案件を取れるようにサポートしたいとも考えています。きっと、過去の経験が活きると信じています。
二瓶:その点では、私は世界一周をした経験があるのですが、とにかく自然が大好きで。サステナビリティ、エシカル、そういったテーマには常に自分ごととして考えています。建材業界に対して、Material Bank® Japanがあることで、これだけの環境負荷を減らせたと言えるように頑張りたいです。
私たちが大切にしていること・大切にしていきたいこと
今回は、建材メーカー様と密に連携しているBrand Partner&Servicesグループの4名に話を聞きました。建築士、家具デザイナー、物流業界出身者など、社内の中でも特に経験が多種多様なチームかもしれません。会議室に入ると、温度がすぐに数℃あがるような、熱い時間でした。
それぞれのメンバーが大切にしていること、少しでも皆様に伝われば嬉しいです。ご関心のある方はぜひMaterial Bank® Japanのサイトを覗いてみてください!
次回の予告
次回は、MBJ社内ツアーpart.2と題し、サービスの基幹部分を担うTechグループの取り組みについてお届けします!ぜひお楽しみにしていただけると嬉しいです。
皆様の日々に、素敵なことが起きますように。