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思ってたよりも自分が高感度のHSPだった話

久しぶりに投稿します!
いろいろ書きたいことはあるんですけど、まずはこの件から。


カウンセリングでのHSP診断

先日、カウンセリングでHSP診断を受けてみました。
ネットや本で調べて「HSPだろうな」と感じてはいたものの、当てはまらない点もあり、確信が持てなかったので、カウンセラーさんにお願いしてみました。
診断は、五感のどの部分が過敏で、どうやって対応していくかについて分析できるもの。質問に当てはまる点が多いほど、感覚過敏、つまりHSPの特性を持っていることになります。
そして、私は質問の9割が当てはまっていたのです。五感の一部ではなく、自分の五感全てが過敏であることを知りました。

「自分」を知りたくて本を読みあさる

そこからHSP関連の本を図書館で借り、何冊か読んでいくうちにHSS型HSPという特性に触れました。言葉の意味は知っていましたが、自身がHSPであると知る前の私には当てはまると思っていなかったのです。しかし、ある本との出会いによって、私はHSS型HSPであると確信しました。

私を救ってくれた本

それは、HSS型HSP専門心理カウンセラーの時田ひさ子さん著者の下記2冊でした。

・その生きづらさ、「隠れ繊細さん」かもしれません


・隠れ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方


初めて自分を理解できる、理解してくれる人が現れたのではと思うほどの衝撃で、読みながら心の中で首が取れそうなくらいうなずいてました🤣

今までは特性にあまり当てはまらないのでHSPではないと思っていましたが、HSS型を知ったことで全てが腑に落ちました。

自分の感覚はマジョリティーじゃなかった!

一番衝撃を受けたのは、やっぱり自分が今まで感じていた感覚が他の人と全く違うと知ったときです。薄々感じてはいましたが、180度違うとは思わず…。HSS型HSPの人口割合はおよそ6%(2020年時点)とかなり少ないため、そもそも理解されない特性であると知りました。

私が特にニガテなのは、人混み電車です。
全く同じ例が本の中で上げられていて、しかも書かれている通りのことをいつもやっていて本当にビックリしました。

歩くときに「予測」「観察」「譲歩」しながら歩いている人は繊細さん、隠れ繊細さんなんだろうな、と思うことが多いです。

時田ひさ子「その生きづらさ、「隠れ繊細さん」かもしれません」

私の場合も人混みでは全力で人を避けることに注力しています。周りの人の動きを常に見ながら、ぶつからないように考えて歩くため、疲れます。向かい側から人が歩いてきたときにも常に避けることを考えます。急に目の前を横切る人がいたときなんて、心臓が跳ね上がるくらい驚きます。

また、電車に乗ったとき、車内の情報をつかむために、きょろきょろ見回してしまいます。

時田ひさ子「その生きづらさ、「隠れ繊細さん」かもしれません」

電車では、乗ったときに窓に貼ってある広告、吊り広告、周りの人の顔を見回します。その情報が頭の中に一斉に入ってくるので、自分の世界に入れず、周りの空気に飲まれます。とにかく情報処理のために頭がフル回転しているんです。

そんな感覚を夫(非HSP)に話したところ、全くそんなこと感じたことも、考えたこともないとの返答が…!
私にとっては当たり前の感覚すぎたので、言葉が出ませんでした。
ここで2人の感覚の違いが浮き彫りになって、ほとんどの人があまり何も感じていないと気づかされました。

※記載した内容だけがHSS型HSPの特徴ではありませんし、本当はもっともっと複雑ですが、HSPと非HSPの感覚の違いがよく分かる部分だったので、今回書いてみました。

理解されなかった過去と向き合う

HSS型HSPであると自覚すると、最近、今まで押さえていた傷が表に出てきました。今なら幼少期~現在までHSS型HSPの特性を根拠に当てはまることがいくつもあったと分かります。
私は、周りの人に自分の感覚で話すと「気にしすぎ」「考えすぎ」「もっと明るくなりなよ」と言われてきました。そのため、社会に適応できるように周りを気にしながら生きてきたのです。常に社会に合わせて頑張ってきました。
「自分の考え方がネガティブなせいだ、気にしなければ良いんだ」「考えないようにしなきゃ」「明るくならなきゃ」と自分を変えようとしてきました。そう思ううちに本心を隠すようになり、小学生の頃から自己否定が始まっていき、周りが求める私像を崩さないように生きてきました
そして適応障害で休職しました。自分を抑えすぎ、追い込みすぎた結果です。
でも、今の私は前よりも自分の取り扱い方を知っている。
過去の傷と向き合って、つらい思いはしてるけど、一つ一つ解消していっています。

どうやって生きていく?

HSS型HSPを自覚した上で、どうやって生きていくか。どうやって生きたいか。
それが今の悩みになっています。特に働き方。
「働こう」という気持ちはありますが、「常に社会に合わせてきたのに、また頑張らないといけないの?」とどうしても思ってしまいます。
なので、正社員を目指す転職活動はやめました。自分の中でメリットがなかったからです。現在はそれ以外の働き方を探しています。
自分が社会に合わせることを頑張ってしまうからこそ、仕事は頑張らずにできることがいい。自分のこと優先で頑張りたいというのが最近の考えです。

ゆるく生きることを肯定する

私は自分を厳しい道へ常に追いやってしまいます(笑)
だからこそ、これからはゆるく生きることを肯定しながら生活していきたいと思います。「ゆるい」とは、自分に対する「甘え」ではなく「労り」であると少しずつ考えを変えていきたいです。
ゆるく、楽に生きられますように!

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