何冊読んでも成長しないをなくす:アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”
「たくさん本を読めば何者かになれる気がしていた、、」
でも
「何冊読んでも成長している感じがしない、、」
「いつの間にか本を読むことが目的になっていて、読んで満足している自分がいる、、」
成長意欲が高く読書が習慣になっている方も多いと思います。しかし、このように感じている人も多いのではないでしょうか。
まさに自分が感じていたことです。
もしあなたもこのように感じているのであれば、こちらの本をぜひ読んでみてください。
ゼロ秒思考 で有名な赤羽雄二さんの著書
読書を行動につなげるための具体的なノウハウが詰まっている書籍です。
■行動しない読書は逃げの行為
いわゆる「できる人」は本に対して積極的です。
「攻め」の読書スタイルです。
読んでいて全く耳が痛い話だと思います。
反対に、「読書は良いことだから」と言い聞かせて行動しない読書は「逃げ」の読書スタイル。
ではどのような姿勢で本に向き合い、読書の仕方をすれば「攻め」の読書スタイルにできるのでしょうか。
■「攻め」の読書スタイルにするためのアクションプラン
◎その日のうちに読み始められないなら、その本は買わない
1つめは
"その日のうちに読み始められないなら、その本は買わない" です。
逆にいえば、
その日のうちに読み始められる場合だけ本を買う
本好きの皆さんなら経験あると思います。
書店にいって目についた本を2,3冊買ってしまう。
Youtube やブログで紹介されていたおすすめ本を Kindle でポチってしまう。
そして、読書スピードよりも本を買うスピードの方が早いので積読がどんどん増えていく。
しかも、数週間、数ヶ月経ってしまうとその本を読みたいという気持ちがなくなってしまう。
その本を買おうと思ったタイミングは自分の中に「課題意識」や「買おうと思った理由」があるはずです。
積読本は時間が経つと自分にとっての鮮度が落ちてしまう、というのはかなりしっくり来ました。
その日のうちに読み始められる場合だけ、本を買うようにしましょう。
◎「なぜこの本を読むのか」を決めずに読み始めない
2つめは
"「なぜこの本を読むのか」を決めずに読み始めない" です。
つまり、
"「なぜこの本を読むのか」を明確にしてから読み始める"
読書することは心地よいので、ついつい「面白そう」というだけで「なんとなく」本を読み始めてしまいます。
しかし、問題意識を持って目的を明確にしてから本を読んでいる場合とくらべると格段に頭に入りやすさが変わってきます。
ワクワクしているときや目的意識をもって情報を読み取ろうとする方が頭にすっと入ってくるというのは当然ですね。
自分の場合 Kindle をつかって読書をすることが多いです。
Kindle のメモ機能を使って本の最初のページに「なぜこの本を読むのか」を書くのもありだと思います。
「なぜこの本を読むのか」を明確にしてから読み始めましょう。
◎本を読んだらアクションプランを決めるまで次の本を読み始めない
3つめは
"本を読んだらアクションプランを決めるまで次の本を読み始めない" です。
自分も本を読んだら満足してしまって、すぐに次に読みたい本を読み始めてしまうことが多かったです。
ほとんどの人がそうではないでしょうか。
であれば、ほとんどの人が本を読んでも行動しないので、逆に言えば行動するだけで他の人より頭ひとつ抜けて成長できると思います。
この本にはチャレンジシートという読書後に行動するために使うワークシートが紹介されています。
4項目をメモで埋めるものです。
この本を読んだ目的、ねらい
読んで良かったこと、感じたこと
この本を読んで、自分は今から何をするか
3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
ぜひ活用していきましょう。