どうせやるなら「待ちよみ」を。
おはようございます。
またよみ協会の みとま です。
以前、noteでわたしが書いた記事
「赤ちゃんのためだけではない、またよみ」
で、またよみの理念は赤ちゃんだけではなく
ずっとずっと通用するものです、とお話しました。
今日はわたしがそう言い切るもうひとつの理由を。
またよみ協会のInstagramでも
ほぼ同じことを先日投稿しましたが、
この時期になると出てくる
子どもにまつわる情報について
ご存知でしょうか。
「学校へ行きたくない・行けない」
と言ってきた子どもにどう対応するか、
とか
行き渋りがある子や不登校の子に
無理やり登校を促すことはやめましょう、
といったものです。
なぜこの時期なのかというと、
「夏休み明けに
18歳以下の子どもの自殺率が1番高くなるから」
です。
ですが、厚生労働省の資料によると
平成28年から令和2年の統計で
年代別に見ていくと
小学生は1月、中学生は12月、高校生は9月が
1番高くなっていました。
ただ、高校生の総数が高いので、
「18歳以下」
でくくると9月になるのです。
そうやって見ると、
「この時期だけ」
子どもに注意を払っていても
最悪の出来事は避けられないことがわかりますね。
しかも、高校生になると親と話すことも
減りますよね。
大切なことほど友人や彼氏彼女に話したり。
となると、どうやって注意を払うのか。
どうやって異変に氣づくことができるのか。
わたしは
「目の前の子どもをしっかり見ること」
しかないと思います。
この言葉、どこかで聞いたことありませんか?
当協会代表の内田が提唱する待ちよみの中で
よく使われている言葉です。
小さい頃から
目を合わせ肌を合わせて
コミュニケーションを取っていく
待ちよみをすることで、
自分の中にお子さんの
「情報」が貯まっていくのです。
(もちろん愛情貯金もできますよ!)
その貯めた情報を元に
目の前の子どもを見ていれば
異変に氣づけるようになります。
だから、早期教育を始めるのもいいですが
どうせ始めるなら「待ちよみ」を
始めてほしいと思います。
そして、最後にもう一つ。
ママだけではなくパパにも
待ちよみを実践してほしいと思っています。
パパの中にも子どもの情報を貯めて
「パパくさい!」
とか
「オヤジうぜぇ!」
と言われない、
子どもの様子に氣づけるパパになってほしいと思います。
またよみ協会公式Instagram @matayomiehon では
パパに読んで欲しい絵本リレーを始めます。
どうぞ、パパが絵本を読みきかせる時の
参考にしていただけたらと思います。
2021.08.24
またよみ協会 三笘千絵