完璧主義者に「グレー」をすすめる2つの理由
無自覚完璧主義者さんに「グレー」をすすめる大きな2つの理由をお伝えします。
グレーの効果・意味
曖昧・控えめ・平凡・調和・ニュートラル
他の色を引き立てる、自己主張がなく周りに調和する、意識の邪魔をしない、色の刺激に惑わされない、効率的、機能的
1:心の余裕を自分に与える
完璧主義の人の決断力はまた凄いものがあります。それ故に「白黒はっきりさせなきゃいけない」「自分はこういう人間なんだ」と枠からはみ出たり、自分で決めない事がある事を許せないところがあると思います。
全て自分で何でもしてしまう人、素晴らしいと思います。しかし、それは周りや会社にとって素晴らしいですが、自分自身にとってもそうなのか一度考えてみてほしいのです。
グレーゾーンを心に持つことで、「他人に委ねる心の余裕」「たまには人や流れ、タイミングにゆだねて流されてみるか」という選択肢を与えてくれるのがグレーです。
「自分はこうなるべき、こうあるべき」というのは自分が自分に課せた目標なので、自分がそれを「たまには休んでいいよ」と気づかせてくれる客観視を取り入れることで自分を休ませることを許してあげられると思います。
2:「同調」することの良さが見えてくる
他人に頼る余裕を作ってみる
他人に委ねる事で、自分がいままでどの程度をカバーしていたのか?また、他人の意見から面白いアイデアが生まれることを知ることができるでしょう。
もしかしたら完璧主義すぎるあまり周りから少し「話しづらい」存在になっているかもしれません。友達がまさにそのタイプで気づいたときには意見する人は周りにいなくなっていたそうです。
そんな強さを一度マイルドにするためグレーを取り入れた事で、普段意見を言えなかった人たちが意見を求めてきてくれる事に繋がりました。
一度一歩引いて客観視することは、投影法にも繋がります。第三者の意見として問題を客観視することで解決策が見つかりやすくなるという方法です。自分の事となると中々解らないですし今リモートワークで特に相手の気持ちが読めない環境になってきました。
だからこそ、大きな視野を意識することも改めて大事だと「グレー」が教えてくれるでしょう。
「グレー」のよさのお話ですが、その反面相手にまかせがちな人には逆効果になってしまうので今自分がどんな状態でどんな色の効果を使用したほうが良いのかを理解した上で行うことをおすすめします。