発芽玄米クリームを作ってみよう
健康のために玄米食始めたのですが、よく噛んで食べるのに時間がかかりすぎるため、食べ方を変えてみました。
玄米食に興味のある方、よかったら参考にしてみてください。
玄米は食物繊維が豊富で、ビタミンB群やビタミンE、ほかカリウムなどのミネラルも補うこともできます。
つくりかた
①まずは玄米を選ぶ
玄米は白米よりも農薬が残りやすいので、できるだけ無農薬に近い品を選びましょう。まーたんぎーは農薬9割減の玄米を使っています。完全無農薬だと高いので。ただ以前は5割減とか減農薬でない玄米も食べていました。ちょっと試してみたい、程度なら、このへんは拘らなくてもよいと思います。
②浸水
玄米を食べる分だけ(1食分)、水でさっと洗います。そしてボウル等の器に入れて水に浸します。普通に炊いて食べるなら5時間くらい浸水するのですが、ここではもっと長時間浸けます。季節にもよりますが室温で36時間~48時間浸しておくと玄米は発芽しますので、それを頂きます。発芽させることで、消化がよくなる、亜鉛などの必須ミネラルが(人体から)逃げにくくなる、などの効果が得られます。じつは玄米は普通に食べた場合、キレート作用というものがあって、必要なミネラルが体外に排出されてしまうというデメリットもあるのです。
③水の取り替え
浸水中は1日2回、水を取り替えてください。
④発芽の確認
玄米に1ミリくらいの細い芽が出てきます。全部の米粒に一斉に芽が出るようなことは有り得ませんので、発芽したものがチラホラ見当たるになればOKとします。他の米粒も見えないレベルで発芽し(かけ)ているはずです。
⑤ミキサーにかける
玄米を水から上げて軽く洗ってください。これをミキサーにかけてクリーム状にします。玄米だけだとうまくミキシングできないので、水を足してください。玄米が余裕で浸かるくらいの水量です。そこそこのパワーが要るかもしれません。もしも上手く回らなかったら、量を半分にして回してみてください。米粒がなくなってシャバシャバになったらミキシング完了です。ちなみに我が家ではミキサーはこれを使っています。
⑥火にかける
鍋に移して中火にかけてください。グツグツしはじめたら弱火にします。そこから3分間ほど、焦げ付かないようにヘラなどでかき混ぜながら加熱します。最初シャバシャバだった液体がトロトロになってきます。
⑦蒸らす
3分経って火を止めたら、フタをして、3分間ほど蒸らします。これで出来上がりです。主食としてどうぞ。
おまけ
ミキサーするときに葉物野菜や、人参などを加えると栄養が強化されて彩りもよく仕上がります。生姜を入れてみるのもいいです。
人間は食べ物の消化にかなりのエネルギーを使っています。玄米クリームはものすごく消化がよいので、食べていると腸にかかる負担が減って身体が元気になります。
また、玄米を食べていると、おかずもそれに合った健康的な和食を自然と求めるようになります。
お試しあれ。
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