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夏の終わり、オンライン授業に向けてドタバタ

8月31日も残り数分。投稿する頃には日付も変わり、子どもたちの小学校では2学期の始業の日である。

一週間ほど前から巷で降って湧いてきた「始業式延期」は、我が自治体では持ち上がることなく、1日おきの分散登校とオンライン授業で手が打たれた。

そもそも2学期は9月1日始まりの予定だったので、8月中に始業予定だった学校より、検討の猶予があったのかもしれない。全国ネットで「分散登校」の文字が走り出した途端に連絡が来たものだから、なかなかの速さである。

これは、保護者連絡の手段がアプリになったのも大きいと思う。一斉メール時代にあった、配信側の配信ミスや、他のメールに埋もれて見落としてしまう受け取り側のミスは、専用アプリで大幅に改善された。このアプリを提案した企業、導入を決めた教育委員会、グッジョブ。

そして何より、子どもに1人1台タブレット端末を配布してくれたことで、オンライン授業が実現の運びとなった。コロナ禍になった矢先、育休中のアップル社員であった友人の妹が、会社から「早く仕事に復帰してほしい」と言われた話を耳にした。その理由は、公立小中学校にiPadの一斉導入を提案するため。彼女は営業復帰を果たし、今、我が子たちの手元にはマイiPadがある。アップルの営業力、ハンパない。

ということで、子どもたちは金曜日に初オンライン授業参加と相成った。1日、2日は午前授業と言われていたので、3食提供は覚悟していたが、金曜日までとは。「3食飯炊きおばさん」からの解放はお預けである。はぁ。

5年生の兄は、メカ好き、通信機器好きで、私よりよっぽどiPadの使い方を熟知している。オンライン授業もおそらく1人で卒なくこなすであろう。6時間授業は長丁場だし、子ども部屋にこもってもらうのが良さそうである。

問題は1年生の弟だ。こっちは機械モノへの関心は薄く、初回は特に、横でベッタリ付いてあげないと難しい気がしている。

幸運にも、私は在宅で仕事が完結するので、張り付いてあげることはできる。が、ダイニングテーブルで授業に臨むとしたら、生活音はどうしたもんだろう。1年生に5時間イヤホン、というのも少々抵抗があるし、イヤホンをしても、我が家の安物では外部の音を拾ってしまうに違いない。

授業中は、料理厳禁なのかな。我が家、午前中は窓全開で扇風機なのだけど、それも外がうるさくてダメかもしれない。他にも、炊飯器の炊き上がりの音や、洗濯機の終了音、リビングに置いている鳩時計の音もダメかも。

ノイズキャンセリングのイヤホンなら、生活音問題は解決するのかしら。本人が聞き取る上でのノイズは消し去ってくれそうだけど、学校側への音の出力においても雑音を消してくれるのかな。うーん、わからん。

兄に相談したら、「それならソニーのイヤホン買わないと!」とか、面倒な展開になりそうな気もするし、こりゃ自分で調べねばならぬようだ。

授業中、ちょっとした外出はこなせるのだろうか。初日の金曜日はベッタリするべく、予定変更も行ったが、次週以降、そう上手くいくとは限らない。弟も慣れてくるだろうけど、ミュートのつけ外しとか、1人でできるようになるのかね。いやはや、どうなることやら。

そういえば、金曜日は10時過ぎに生協の宅配が来る。授業中にインターホンが鳴る決定。今後、他の宅配業者が来るというのも、十分にあり得る。

家の共有スペースでオンライン授業や会議をしている人たちは、一体どうしているのだろう。インターホンをミュートにしないとダメなのかね。金曜日までに要検索ですな。

小学生たちが未知の世界に突入する陰で、親はドタバタ、新規対応。夏の終わりをうら寂しく思う間もなく、新しい波がやってくる。


🌖 infocusさん🌖

写真を使わせていただき、ありがとうございます。逆光のひまわり、風情があってステキです。


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