自分ってなにか
「個性的だね」と言われてどう思いますか?
私は嬉しい。個性を持つことは社会に自分の存在をアピールする第一の方法だと思う。
自分らしさを出せる空間。それを大人が追い求めなくなったのはいつのころからだろう。最近の若者にとって個性的は否の意味を示すのだという。私は15歳でバリバリの高校生だが、否定的な感情を抱いたことはない。むしろ個性を常時出していたい。それに、ほかの人の個性的な部分も見つけて参考にしたいと思っている。
最近では思いをストレートに口に出すと、周囲から自分だけが浮いてしまう。みんなと同じでなければ安心できず、たとえプラスの方向であったとしても自分だけが目立つことは避けたい。など、個性は悪で人と同じ、人並みが善と考えることが多いようだ。
また最近では集団でいることの安心感から、他人に合わせる機会も多いようだ。それもまた、個性を出すことを阻害しているようだ。
集団でいることを否定するわけではないが、いつも集団でいると逆に自分を苦しめるケースもよく聞く。私の周囲でも集団で遊ぶグループがある。私はそこへの参加意識は特にないが、裏での愚痴は多い。「○○が自分勝手」だとか、「○○がうざい」とか。仲のい人たちのグループでも多少のストレスはあるようだ。じゃあなぜそんなグループに居続けるのか。それはぼっちが怖いから である。
集団でいることで自分の居場所を持っていた人はひとりでいると無性に恐怖感に襲われる。私も数年前はそうだった。どうすれば自分に自信を持てるのか。考えてたどり着いたのが自分を見つけることだった。
私は自分らしさを出すために自分の好きなことを学んでいる。(PCとかね)
人間はみんな違っているのにそれを出さないのは勿体ない。
そんな中で学校には普通を貫き通そうとする傾向が多くみられる。だれの基準の普通なのか明確でないし。自分らしさを出そうと努力する若者たちにとって邪魔な存在だ。
校則も拘束と化してしまったようだ。
「毛染めはだめ。アクセサリーもだめ。必ず制服を着ること。」
私は今も自由の身に憧れている。
本当の自分を見つけるために。