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28年 生きてきてようやくわかってきた”本気”の大切さ

このnoteは私が28年間生きてきて”本気”の大切さがようやくわかってきたのでそれについて自分に言い聞かせるためのメモのようなものです。

「遊びに本気になれないやつは恋にも仕事にも本気になれない」

という言葉はよく聞きます。

”本気”という言葉を辞書で調べると、

と出ています。

自分なりに”本気”という言葉を解釈すると、

「ある物事に対し明確な目標を持ち、それを達成するために思考と行動を繰り返し、手段を選ばず、目標までできるだけ最短で結果を出そうとする自身でできる最大限の取り組み。」 

のことであると考えます。努力しているから本気であるのではなく、本気で取り組む中に努力があるのだと思います。

この、物事に本気になるということがどれほど大事な事でしょうか?

【本気になるという事はどういうことか】

まずは、人間の生きる目的について考えます。

人間生きる目的は幸せになる事であると思います。

アドラー著書「嫌われる勇気」の中で、アドラーは“人の幸福は共同体の中での貢献感によってもたらされる”と言っています。つまり、人にどれだけ感謝されるか、人の役に立っているかということを感じることが幸せなのだと言っています。お金や生活の便利さは関係ありません。そうでなければ、昔の人たちやアジアの人たちはみんな不幸せということになります。世界で一番幸せな国がブータンであるというのが表していますね。

では人に感謝されたり、役に立つには何が必要か・・・?

その多くは知識や経験等の能力が必要です。(もちろんそれ以外の要素もありますが)

例えば、がんの新薬を開発すること、野球チームでホームランを打つこと、パソコンの修理をすること、英語で通訳すること等 知識や経験がないとできないですよね。

その知識や経験をできるだけ多く、早く得るために"本気”になることが大事だと考えます。

つまり、
”本気” ⇒ ”知識・経験” ⇒ "感謝” ⇒ ”幸福”

ということになります。

【本気になるとどう変わるのか】

豊富な知識と経験を持って結果を出している人として、堀江貴文や与沢翼を例に上げます。

二人に共通しているのは、物事に没頭すること。言葉は違えど意味合いは同じである。

ホリエモン(堀江貴文)は物事に没頭するとそれが好きになると言っているが。本質は物事に本気(没頭)になることで知識・経験が付き共同体の中で貢献感が生まれるから幸せである(=好き)という事だと思う。

物事に本気になると人はどう変わるか。

目標達成のために思考する。例えば野球であれば甲子園にでるという事が目標であるとしよう。そうすると、目標達成のためには何が必要か、どんな練習をどの時期にどれだけするのが良いのか、相手チームの弱点はないだろうか・・・等 様々な事に思考をめぐらせるようになる。つまり、目標達成のために物事を合理的・論理的に考えるようになるのだ。

結果的にその過程で知識や経験が効率良く身につく

よく甲子園行くチームの中には限られた短い時間でしか練習してないチームもある。あれはおそらく、与えられた練習をただがむしゃらにやるのではなく、明確な目的をもって合理的に練習に取り組んでいるから結果がでるのだろう。ただ監督に言われたきつい練習を全力でやったからってそれは本気で取り組んでるとは言えない。

つまり、”本気”になることでしか得られない成長・変化がある。

だから”本気”が重要なのだ。

【28年生きてきたこれまでの自分】

私の人生過去に本気で取り組んできたことがどれほどあっただろう。

それほど多くはない。

だが、振り返ってみても本気で取り組んだ事は楽しかったし、結果を出しているが、本気で取り組んでいないことは楽しくないし、全く結果を出せていない。

常に自分を変化させたいという思いがあり、環境を変えれば自分も変わるだろうという精神で今まで生きてきた。だが、それは全然違った。与えられた環境があってもそれに本気になれなければ何も変わらないことが今更わかった。

小学校から高校まで野球部に入っていたが、そこには本気がなかった。明確な甲子園のような目標もなくなんとなく毎日与えられた練習を繰り返していたのみ。うまくなりたいという気持ちはあったがそこに思考はなかった。なんとなく毎日素振りしていれば打てるようになるだろうとか考えていた。無駄な努力が多かったわけだ。

大学は水泳部に入った。体育会系の部活に入れば、人間性が変わるだろうとか何となく考えていた。それも結局野球部の時と同じ。明確な目標もなく淡々と毎日の練習を繰り返していた。特に結果もでていないでなんとなく引退した。それなりに楽しかったが充実感は少なったように感じる。

高校・大学の勉強もそう。なんとなーくやってたせいで今では何の知識にもなっていない。

人付き合いが苦手な自分は、大学時代も会社に入ってからも序盤は誘われたものに全て参加していた。参加すればなんか変わるのかと安直に思っていた。本来最大限楽しむには人に話しかけたり何かおもしろいもの持って行ったりして自分から参加する意思を出す必要があったと思う。

環境が人を変えるというのは間違いで、環境+本気度がないと何にも変わらないんだなというのはつくづく感じた。

だから、何事も本気じゃないと人生つまらないし、幸せになれない。

何となく幸せがやってくることなんてないと思いました。

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